可愛くてかっこいいあの子は私の彼氏！【stpr】【莉犬くん】

好きが１６％ ページ16

「こねこ、作詞作曲は終わった？」

「うん、あとは軽くMIXかけて絵師様の返答待つかな。」

私は彼に報告をした。でも、ひとつ気になることがある。














































「なんで、私が作詞作曲してること分かったの？」

不格好な人参にカレーをかけて口に運びながら言った。

「さっき、何してるのかなってこっそり見に行った！」

え、見に来たの。何時頃だろ。

「俺が見に行った時はギター弾きながらカチカチやってた。」

「リズム考えてる時か！」

まったり系にしようとか考えてたな、と思い出すとスプーンを持ってるうでをつんつんされた。



















































「ん？」

「…つんつん……」

「どうしたの？」

「俺、料理頑張ったしA待つの頑張った。」

「ご褒美が欲しいのかな？」

「そう！！」

そっか、ご褒美か……。









「ちょっとまっててね？」























































































私はA4の紙を引っ張り出し、カッターで小さい長方形に切り、文字を書いた。

















































「どうした？？」

「じゃーん！！」

私は2枚の小さい紙を莉子くんの前に差し出した。














































「1日デート券」

「一緒の布団で寝てあげる券」

最近、デートをしていないし、布団は一緒の部屋で寝てるけど別々の布団で寝てる。



































「これいいの！？」

「これがご褒美じゃダメかな？」

「これがいい！！！」

今なら見えるよ。耳としっぽ。
リスナーさんの言ってる意味、分かるな。これが尊いってやつだよね。

「今日は寝よ？」

「うん、俺疲れた……」

どうやら、すとぷりゲーム実況ウィークがあるらしい。

すとぷりメンバーの健康チェックは、軽く私になってるので気をつけねばならない。

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