可愛くてかっこいいあの子は私の彼氏！【stpr】【莉犬くん】

好きが１４％ ページ14

「……ハロウィンか……」

テレビを見てふと考えた。高校の時とか中学の時、そんなイベントあるのかってくらいしか見てなかったな。

なんか、曲だそうかな。作業部屋に篭ろっかな。

「莉犬〜？」

「んー？」

スマホでエゴサをしてニヤニヤしてる莉犬を呼んだ。

「私、作業部屋にいるからなんかあったら呼んでね」

「うん！」

話を聞く時はちゃんと目を合わせてくれる。そんな莉犬が大好きだ。









































































































「さて、新曲か……。」

ハロウィンにちなんだ曲ね。

私はA4の紙を引っ張り出し、メモをしていった。

私の部屋にはピアノやギターがあるから、曲出しもできる。









今宵は君と僕のパーティー

ジャック・オー・ランタンが案内してくれるお茶会へようこそ。

誰しもがここで騒ぎ出す 君と僕は手を絡め合い離さない。


君の目に映る僕は何に見える？

Ghost？

Werewolf？

どっちにしても、最高の人に思われたい。

そんな僕のわがままハロウィン


今宵は君と僕だけの秘密。

ぼくからの トリックやトリートを受け取ってくれますか？

誰しもがここで話し出す 狂った君と僕はもう帰れない。


僕はずっと寂しかったんだ かぼちゃもおかしもいらない

君をずっと求めていたんだ ぼくとこれからも

いてくれますか？


君の目に映る僕の心は何色ですか？

black？

White？

君に嫌われたくないよ。

こんな僕のわがまま。

こんな僕の願いを

聞いてくれますか？

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