天使級の優しさ ページ5
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『…どうしよう。』
絶賛たまごサンドとメロンパンで迷い中です。
『(たまごサンド食べたいけど珍しく人気のメロンパンがあるんだよなぁ…どうしよう)』
『(2個は食べれないし…うーん迷うなぁ)』
「あ、Aじゃん。」
『(あーもーこーゆー時ほんっと優柔不断って嫌だ。どーちーらーにーしーよーうーかーなー)』
「ねーえー!Aー!」ポンッ
『わっ!!!』
振り向いた先にいたのは富永先輩だった。
そうなんですこの人、バイトだけではなく同じ大学に通っていた生粋の先輩(?)なんですよ、えぇ。
「やっと気付いたー何してるの?」
『何ってお昼ご飯買いに来たんですけど迷ってますねーたまごサンドとメロンパンで。2つは食べれないし。富永先輩こそ何してるんですか?』
「俺?俺はサークルでネタ合わせしてたけどちょっと息抜きでモンスター。のつもりが売り切れてたから今日はレッドブルだけど。笑」
『ほんと好きですねぇ、富永先輩の体はエナジードリンクで構成されてるんじゃないですか?笑』
「99%のモンスターと後の1%はレッドブルでな。笑」
『すっごい強そう。笑 あ、そろそろ戻らないと友達待ってたんだった。』
「おーごめんごめん!じゃあなー。」
富永先輩と会話してるうちにお昼を決めきれなかったので結局いつものたまごサンドとお茶を手にとってしまった。
『(この選択でよかったのか私…)』
『これ、お願いします』
店員「かしこまりました。」バサバサッ
『???』
「これも一緒でお願いしまーす。」
背後から手が伸びてなにやらたくさんの商品が置かれたと思ったらまた富永先輩だった。
『どうしたんですか急に。』
「いやAがレジしてるの見えたからさ、ついでに一緒に払っちゃおうかなとおもって。先輩だし?」
『え、なんだか気を遣わせてしまってごめんなさい。』
「いーのいーの!Aはかわいい後輩だからさ!」
店員「ありがとうございましたー」
『なんかありがとうございました。』
「いーんだってば!それよりこれ、あげるー。」
『わ、メロンパンだ。』
「そ。迷ってるみたいだったし、もし食べきれなくても後から食べればいいんだしさ。」
『…ありがとうございます』
「じゃあA、またバイトでなー」
天使級の優しさ
(飲む前なのに翼授かってるなぁ。)
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ぶんぶんぶん(プロフ) - ごめんなさい!小悪魔の笑みでした!すみません!更新頑張ってください! (2017年6月10日 8時) (レス) id: 661cf0e9e1 (このIDを非表示/違反報告)
ぶんぶんぶん(プロフ) - 気づいたのですが、はじめまして、小悪魔の微笑みではカンタくんは主人公をちゃん付けしているのですが、イジワルなお願いでは、カンタくんは主人公をちゃん付けしていませんねぇ…これは、何かと関係しているような気がします!笑トミーの前ではちゃん付けとか?w (2017年6月10日 8時) (レス) id: 661cf0e9e1 (このIDを非表示/違反報告)
ari(プロフ) - ぶんぶんぶんさん» わー!!!すごい嬉しいですありがとうございます!!!!!クオリティー低めですがこれからもたまにでも覗いてやってください_(:3 」∠)_ (2017年5月24日 18時) (レス) id: 59e3858762 (このIDを非表示/違反報告)
ぶんぶんぶん(プロフ) - トミくん良いですよね!なんかふわふわしてる感じが笑お話とっても面白いです!更新頑張ってください!(*´ω`*) (2017年5月24日 17時) (レス) id: 661cf0e9e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ari | 作成日時:2017年5月24日 0時