イジワルなお願い 2 ページ20
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『あ、そうだカンタくん。今日このあと空いてます?良かったらお礼も兼ねてご飯でも行きませんか?』
そう言うとチラッと教室の時計を見るカンタくん。時計の針はもうすぐで19時半前を指すところだった。
「あー…ごめん!この後ちょっと用事があって家に帰らなくちゃダメなんだ。」
『あらそうなんですか…むしろすみません用事があるのに引き止めちゃって。』
「全然大丈夫だよ!じゃあご飯はまた次回にお預けにしてもらってもいい?」
『もちろん!何が食べたいか考えといて下さい。美味しいお店探しておきますね。』
「んーそーだねー…あ、ねぇねぇそういえばさAって一人暮らしなんだよね?」
『? はい、そうですけど?』
「じゃあさ、いい案があるよ。」
そういうと私に近づいて、
(俺、Aの手料理が食べたい)
想像の斜め上方向、思いもよらないことを私の耳元で囁いた。
発言と突然すぎた提案に驚いて彼見ると、えへへと少しイタズラっぽく笑っていた。
…ほんとこの小悪魔だけには勝てない。
イジワルなお願い
(やっぱりダメですよ…期待に添える自信がない)
(そんなの気にしなくていいってば。)
(Aに作ってもらうことに意味があるの)
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ぶんぶんぶん(プロフ) - ごめんなさい!小悪魔の笑みでした!すみません!更新頑張ってください! (2017年6月10日 8時) (レス) id: 661cf0e9e1 (このIDを非表示/違反報告)
ぶんぶんぶん(プロフ) - 気づいたのですが、はじめまして、小悪魔の微笑みではカンタくんは主人公をちゃん付けしているのですが、イジワルなお願いでは、カンタくんは主人公をちゃん付けしていませんねぇ…これは、何かと関係しているような気がします!笑トミーの前ではちゃん付けとか?w (2017年6月10日 8時) (レス) id: 661cf0e9e1 (このIDを非表示/違反報告)
ari(プロフ) - ぶんぶんぶんさん» わー!!!すごい嬉しいですありがとうございます!!!!!クオリティー低めですがこれからもたまにでも覗いてやってください_(:3 」∠)_ (2017年5月24日 18時) (レス) id: 59e3858762 (このIDを非表示/違反報告)
ぶんぶんぶん(プロフ) - トミくん良いですよね!なんかふわふわしてる感じが笑お話とっても面白いです!更新頑張ってください!(*´ω`*) (2017年5月24日 17時) (レス) id: 661cf0e9e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ari | 作成日時:2017年5月24日 0時