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満月の浮かぶ空に向かって舞い上がれ。 ページ19

noside

そ「____って事なんだ。」

ま「…っ……そ、うですか。預かればいいんですか?」

そ「うん。ごめんな。まふ。お前のそばにいるって言ったのに。」

ま「大丈夫です!て事は、僕は好きな人作っちゃダメですね〜?」

そ「……ごめんな?」

ま「いいんですよ!大好きな人と大好きな子の子供なんですよ?目一杯愛してあげますよ!」

そ「……そうか……ちゃんと愛してくれよ!」

ま「分かりました!……因みにお名前は?」

そ「この髪が青い子が『夢魅』。で、髪が桜色の子が『遥葵』だよ。」

ま「…ゆめみ……はるき…良い名前ですね!」

そ「ふふw……じゃあ、行ってくるね。」

ま「……っはい!」

『お元気で!』

そ「当たり前だろ?帰ってきて、夢魅と遥葵を育てるんだから。」

貴「彼方ー?そろそろだよー?」

そ「ごめんな?まふ。みんなにもよろしく伝えてくれっ!」

ま「彼方さぁーん!!この世界で彼方さんに出会えてほんとに良かったです!」

そ「……俺もまふに出会えてよかったと思ってるよ!」

まふsaid

彼方さんは、Aちゃんの元へ掛けより、微笑み合う。その姿はさながら、天使のようで。

嗚呼、彼方さん。あなたに出会えて本当に良かった。こんなに胸が温かくなるのは、あなたのおかげでしょう?僕は、貴方達が帰ってくるのを待っています。いつまでも。

そして、帰ってきた暁には、僕ともう一度歌ってくれますか____?

僕の頬に何か温かいものが伝い、冷たいコンクリートを静かに濡らす。

瞬きの暇もないほど、貴方達は輝いて、空を横切り、楽しそうに舞っていった。
僕はひとりぼっちですね……さようなら、そらるさん。

_______また会いましょう。彼方さん。

次会った時は、僕等はまだ友達で居れますか?

Aちゃんと、彼方さんの子供を溺愛するところを見ることは出来ますか?

今僕が出来ることは、帰ってくるまで、歌って待っていることです。

そう言えば、帰ってくる時は、転生というらしいじゃないですか。

そのままの姿で帰ってくるのに転生だなんて……面白いものですね。

似た言葉でこんな言葉があるじゃないですか。









_________輪廻転生…。



ーーーーーー

まふ君の輪廻転生の小説これが終わったら書きますねー

数十年後の春→←枝垂れ桜の舞う下で



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作者名:煌樹 | 作成日時:2017年8月8日 21時

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