金剛 1ー24 ページ25
メンチ「つまり、あたし達に『美味い』と言わせたら合格ってわけよ、試験はあたし達が満腹になった時点で終了よ。」
簡単な内容なのだが、レオリオは作ったことがないと愚痴をこぼす。
レオリオ「料理なんて、作ったことねぇぜ…。」
クラピカ「こんな試験があるとはな。」
ゴン「俺、あるよ!」
料理が作れるとゴンが主張すると、A含め四人の視線がゴンに集中する。
レオリオ「見かけによらねぇな。何が作れるんだ?」
ゴン「うーん…色々あるけど、やっぱり一番なのは…、卵かけご飯かな!」
まさかの意外な答えに、レオリオは思わず間抜け面する。
レオリオ「たっ、卵…か…け??」
クラピカ「ま、まあそれも料理とはいえなくはないが」
レオリオ「あっはっはっは!でもよ〜、それって誰が作っても同じじゃないか?」
ゴン「そんなことないよー!俺ミトさんにも褒められたことあるよ。」
ゴンが無邪気に話す姿に、キルアやAは微笑ましそうに笑った。
A「まあ、小さい料理でも上手くできたら美味しいもんね。ゴンの卵かけご飯も気になるな」
キルア「そういうお前こそ、料理作れるのか?」
A「まあ基本的なものは作れるよ、オムライスは苦手だけど。」
キルア「得意なのが、あったら良いな。」
急に食欲が増すような話をしていると、一回目の二次試験を担当するブハラが内容を説明する。
ブハラ「それじゃあ俺のメニューは…豚の丸焼き!」
ハンゾー「豚の丸焼き!?」
ブハラ「俺の大好物、この森にいる世界で最も凶暴な豚『グレイトスタンプ』!!」
彼は豚の丸焼きが物欲しそうに、涎を垂らす。
すると、横方面から黒い凶暴な豚の大群が突進してきて現れた。
皆はそれぞれ、グレイトスタンプから一度追跡を逃れる。
突進すれだけなのだが、ブハラの言う通りターゲットの的になるとしつこく追いかけてくる程の凶暴だ。
だが、ゴン達と別れてしまったAは奴の弱点を熟知している。
前にしか攻撃しないのは、頭上からの守りが緩い、つまり頭が弱点であることが分かった。
A「皆が見てない間に倒すか。」
Aはずっと羽織っていた、ローブを一気に外した。
するとありえないことに、ローブは青白い光を纏い、最終的には『杖』の姿へと変わった。
目の前には走ってくるグレイトスタンプ。
ギリギリ打つかるところでAは上へ跳び、こう叫んだ。
A「
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詠深ラルカ(プロフ) - 夢主ちゃんの設定がすごく好きです!更新楽しみにしてます! (8月30日 20時) (レス) id: 092754fdcc (このIDを非表示/違反報告)
日依(プロフ) - 誤字があったんですね、ごめんなさい!(再コメント) (8月15日 19時) (レス) id: 08b2d47db3 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 日本語が所々おかしいです (8月11日 13時) (レス) @page8 id: d3f0b9640f (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑。(プロフ) - 日依さん» 理解してもらえて嬉しいです。 (8月4日 11時) (レス) id: c9d3637369 (このIDを非表示/違反報告)
日依(プロフ) - 了解です! (8月4日 11時) (レス) id: 08b2d47db3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:日依 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=sorairokopikku2
作成日時:2023年6月19日 18時