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金剛 1ー13 ページ14

キルア「ゲームは単純だと面白くないだろ?」


ゴン「もう一度会えたね、名前なんて言うの?」


キルア「………キルア。」


ゴン「キルアって言うんだ。あれ、でも何でAのこと知ってるの?」


キルア「試験前に、俺と最初に会った仲だからだよ。」


ゴン「そっか。ねえキルア、どうすればいいの?」


彼の質問に応えているつもりなのか


キルアは、ポケットからあるものを取り出す。


見た目は、手のひらに収まるほどの大きさの円柱型の何かだ。


A「キルア、これって?」


キルア「爆弾、結構凄いやつ。」


ゴン「爆弾?」


キルア「ぶっ飛ばすのさ、この樹液べったりの気持ち悪い壁を。」


その前に、試験で何で爆弾を持ってきているのかが分からなかったが


でも、手短に済ませるにはそれしか手段が無い。


そしてキルアはカチッと音を鳴らし、爆弾を遠くに投げる。


オレンジ色の眩しい光が辺りを包みこみ、光の中から飛ぶと


四人は、ついに見つけた。


同じ仲間の、レオリオを無事に発見することができたのだ。


樹液がへばりついた壁は一気に破壊されている。


クラピカ「確かに手っ取り早い方法だが、何とも荒っぽい。もう引き返すことは出来ないな。」


レオリオ「痛ってー…、ってゴン、クラピカ、Aちゃん?」


一体どういうことだと?マークを浮かべていたレオリオに、Aは何があったか伝える。


A「壁の樹液が幻覚を見せていたんです。あのおじさんに騙されていたんですよ。」


レオリオ「幻覚…?そうか、どうやら危ないところを助けられたな。お前たちは大丈夫なのか?」


クラピカ「私も危うく。」


ゴン「俺は何ともなかったよ。」


A「私も、危ないところでした。」


レオリオ「確かに、ゴンには効きそうになかったかもな。」


キルア「おっさん、無駄話してる時間は無いぜ。」


レオリオが安堵しきっていると、キルアと目が合う。


キルア「次、いくぜ!」


今度は、一つではなく3つの爆弾を起動させ、また遠くに投げる。


レオリオ「カチって…、そ、それはもしかして…。」













トンネルなのに、地響きがした。


壁にヒビが入り、隙間からオレンジ色の光が現れる。


試験官のサトツは、受験者のように動じていない。


やがて、壁に穴が空き


キルア、ゴン、A、クラピカ、レオリオの順で


空いた穴から出てくる。


許されないことかもしれないが、これで時間短縮には出来ただろう。

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設定タグ:HUNTER×HUNTER , H×H , 原作沿い   
作品ジャンル:アニメ
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詠深ラルカ(プロフ) - 夢主ちゃんの設定がすごく好きです!更新楽しみにしてます! (8月30日 20時) (レス) id: 092754fdcc (このIDを非表示/違反報告)
日依(プロフ) - 誤字があったんですね、ごめんなさい!(再コメント) (8月15日 19時) (レス) id: 08b2d47db3 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 日本語が所々おかしいです (8月11日 13時) (レス) @page8 id: d3f0b9640f (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑。(プロフ) - 日依さん» 理解してもらえて嬉しいです。 (8月4日 11時) (レス) id: c9d3637369 (このIDを非表示/違反報告)
日依(プロフ) - 了解です! (8月4日 11時) (レス) id: 08b2d47db3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:日依 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=sorairokopikku2  
作成日時:2023年6月19日 18時

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