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森村好葉、運動部への入部経験なし。

九坂隆二、彼はかなりの問題児。5つの学校を束ねている筋金入りの不良。

真名部陣一郎、これも運動部への入部経験なし。ですが、日本計算超人コンテスト優勝。

野咲さくら、新体操のエース。

皆帆和人、父親は警視総監賞を授与された優秀な刑事。

井吹宗正、彼は全国クラスの実力を持ったバスケットボール選手。

朝比奈A、ネット上の歌姫として話題となった、若き天才。サッカーは未経験。」


水川の把握した情報に呆然とした


そんな事細かく、メンバーを知っていることがある意味恐怖である。


でも


A「(良かった…、『家族』のことについて言われなくて。)」


何より、日依が言われるんじゃないかと心配したのは


『家族』についてだ


でも、彼女は何故、家族について知られたくなかったのだろうか。


それはまた別の話だ。


試合に再び目をやると


7割がサッカー経験者ではないため


帝国に10点も加点されて、試合が終わる。


あまりの酷評に、観客からのバッシングを受けられる。


これが、最悪のイナズマジャパンの試合に。










前回の試合を元に、これから強化合宿が始まる。


合宿場のある、お台場サッカーガーデンにはすでに日依が朝早く着いていた。


歌い手として活動していたこともあり、時間は一番厳しく管理するのが習慣づいているのだろう。


A「(今日からは、歌い手の活動できないと思うから、マネージャーさんに一応連絡しとこ…。)」


自分がイナズマジャパンに選ばれたのだから、歌よりもサッカーに集中するべきだと思うのは当たり前だ。


メールで連絡していると、昨日の聞き慣れた声が聞こえる。


野咲「あっ、Aさんおはよう!早いね!」


携帯から目を放すと、そこにはファンでいてくれているさくらや


他のメンバーも来ていた。


後からは、雷門中の三人も加わる。


野咲「キャプテン!おはようございます!」


天馬「おはよう!早いね、練習してたの?」


野咲「はい!もう皆来てますよ!」


天馬「ホントだ!」


神童「だが、練習らしい練習をしていないじゃないか」


やはり昨日の試合に関してか、神童の機嫌はあまり良くなかった。


自分が試合に出たわけでもないのに、何だか罪悪感を感じる。


A「あ、あの…キャプテン…。」


天馬「ん?どうかしたの、日依さん。」


A「その、私だけベンチでしたからあまり役立つことができなくて、ごめんなさい」

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作者名:日依 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=sorairokopikku2  
作成日時:2023年4月15日 12時

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