続/そして炬燵 ページ7
ib「俺のこと買い被りすぎでしょ」
『いやいやこの性格とこの美貌はむしろファンになれと言われているのも過言ではないよ？てか私だったらなる。てかなっていい？』
ib「まじすか嬉しいなそれは、全然なっていいっすよ」
褐色肌に銀髪とか……ガチファンが増えそうだなぁ。
元石油王っぽい衣装ってなんだろ。え、絶対やばい。
私らもそろそろだけど……早くやりたいなぁ、あれ。
『いつぐらい？』
ib「30日……まぁ1日に配信しようかなと」
『赤スパチャ送らせろ』
ib「知り合いから送られるスパチャってなんかいやだからダメ」
『えー残念』
ib「ガチ恋してもいいんすよ？」
『うーんスロカスは無理そう』
ib「いやギャンブラーが何言ってんすか」
実際ガチ恋ファンは増えるだろうから安心しろ(？)
ともかく色々話ながらも、ライバーになるであろう知り合いに先を越されないようにしたいと考える。
いやまじでほんとに。
ーーー
『てことがあったんだよね〜』
ak「へ〜…てかすごい偶然だね？」
≪(´〜｀)ﾓｸﾞﾓｸﾞ≫
明那の家にアポなしで入り込み、炬燵でぬくぬくしている。
ラルはみかんを食べている。配信時はショタ化しているのに普通にイケメンだから大人の姿でもいいと思う。
とりあえずアポなしで来ても迎え入れてくれる明那は優男だと思う。
『まぁ？そろそろ私も5万人行くし。……色々準備してるし』
ak「…俺まだ10万人いってないんだけど。早くね？」
『まぁラルの人気が強いんでしょ、多分』
≪いやお前もあると思うけど≫
『このご時世女の子ライバーってたくさんいるからなぁ。男の子はファン増えやすいって(偏見)』
そしてこの時明那の家にきていたのはただ駄弁る為だけではない。
そう、この前行われた《にじロック》についてである。
『参加したかったなぁ《にじロック》私も高校生の時はアオハルしてたのに』
≪あぁ確かに。俺らで文化祭のときにバンドしたの楽しかったね、またやりたいな≫
『元気にしてるかねその時の奴ら』
≪気になるならL〇NEしてみればいいんじゃない？≫
『あの人達普段見てないから…』
ak「待って待って待って？君幽霊じゃないん？なんか高校生の時接点あったの？』
あ、ついノリで明那の前なのにラルと話しちゃった。
……まぁいいや。うやむやにしとけばええやろ。
私は少しはにかんで明那の質問に答えた。
『あぁ……そのぉ……色々あったんですよ。うん』
ak「色々かぁ…」
≪色々…ね≫
ラルの瞳は黄緑ががっていた。
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すこ(プロフ) - この界隈の小説を読み始めてすごくおもしろくって楽しくこの小説にたどり着いたのですが、別界隈の青でひつじとやれそうな一推しが出てきて神すぎるため感想を書きました ラルくん好きです るりちゃんかこかわですきです ありがとうございます (2021年3月6日 2時) (
レス) id: 73c5ecbfda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無しのファン | 作成日時：2020年12月12日 22時
