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両面宿儺 ページ1

夢主side





目の前には2対の瞳と4本の腕を持つ異形の男がいる。


常人には決してない禍々しい雰囲気を漂わせながら、不機嫌さを隠すわけでもなく、ただ上座からこちらを見下ろしていた。



めためた怖い。漏れそう。









鳴くようぐいす平安京。




優雅で雅な時代、それが平安時代。

歴史書にはそう記されていただろう。





しかしてその実態は、呪術全盛期とも言われ、呪術師と呪詛師の抗争が絶えなかった呪いの時代。


呪術師であれば誰でも貴族として名を連ねることが出来た時代。






そんな中、誰からも恐れられ、一部からは崇拝されていた最狂の呪詛師が存在した。





それこそ私の目の前におわす1人の男だ。


規格外の呪力を持ち、その力で人間を殺害する史上最悪な呪詛師。

己の快、不快のみで動く天上天下唯我独尊なこの男の通り名は、「両面宿儺」。



その存在こそがもはや天災である恐ろしき男である。




そんな男が目の前にいる。


もうなんか、すっごいの。


何かこう、威圧が。


目の前に来て分かったよ。この重苦しい雰囲気に潰されそうだもん私。


前向けないもん。



目が合うそれ即ち死じゃん。もう多分目が合った瞬間「あ……死……」ってなるやつじゃん。



もう本能で分かる。
目の前のこの男には関わってはいけないと、脳が警報を鳴らしているのだ。



……あれ?目が合ったらどうすればいいんだっけ?喧嘩売るつもりはありません的な意味で先に目を逸らしたらいいんだっけ?あ、いやそれ違う犬に向けてやるやつ!




ちょ、取り敢えず落ち着け私。


大丈夫。まだ何もやらかしてない。









そもそも私が両面宿儺と出会う事になったのは、隣にいるこのクソ親父のせいだ。




事の発端はほんの数日前。

生贄→



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設定タグ:呪術廻戦 , 両面宿儺 , 生前宿儺   
作品ジャンル:ラブコメ
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かな - うわぁぁぁぁぁ完結やばすぎてやばたにえん←え? (4月8日 4時) (レス) @page40 id: 944b8cf5cc (このIDを非表示/違反報告)
ミルクティー - え?これ、ハッピーエンド?これで完結だと?続編期待してます❗ (4月7日 20時) (レス) @page40 id: 12753137d6 (このIDを非表示/違反報告)
coco - 更新待ってまる (1月13日 5時) (レス) @page40 id: 5b00a62990 (このIDを非表示/違反報告)
由良の門を - 千と千尋ww 開き直れる主人公めっちゃおもろいです笑笑 (12月27日 0時) (レス) @page8 id: 2f071b2218 (このIDを非表示/違反報告)
白うさ - ふ、ふぇ??完結、、??この神作夜中に寝ている親の横で読んでいたから吹き出しそうになって危なかったですwそれと泣きました(( (12月4日 19時) (レス) id: 733585db8f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:EL | 作成日時:2021年5月14日 6時

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