【鬼滅の刃】鬼と魔法使いの子はトリップして鬼殺隊に入る！！ 弐

伍拾捌 話し合い？なのかこれは？ ページ10

炭治郎「禰豆子！禰豆子！兄ちゃんを庇って、ごめんな！」

累の姉「背負っている箱から女の子が？
でも、気配が鬼だわ…ハッ」

累「お前、それ(震
その女、兄妹か？」

炭治郎「だったらなんだ！」

傷が深い！左手首が千切れそうだ
早く治れ、早く治れ！早く治れ！！

累「兄妹、兄妹
妹は鬼になった、それでも一緒にいるブツブツ」

累の姉「る、累？」

累「妹は兄を庇った…身を呈して！本物の絆だ！欲しい！！」

累の姉「ちょっ！ちょっと待って！
待ってよお願い、私が姉さんよ！！
姉さんを捨てないで！」

累「黙れ！！」

累の姉「うわっ！？」

糸で姉役を切った

はっ、なにをやっているんだ？

累「結局お前たちは自分の役割も果たせなかった。
いつもどんな時も」

累の姉「まっ、待って、私はいつもちゃんと姉さんだったでしょ！？
挽回させてよ！(半泣」

累「だったら、今
山の中をチョロチョロする奴らを殺して来い
そうしたら、さっきのことも許してやる」

累の姉「わ、分かった、殺してくるからわ」

なんなんだ、あいつは？

累「坊や」

炭治郎「はっ！」

累「坊や、話をしよう、出ておいで」

坊や？話？

累「僕はね、感動したんだよ
君たちの絆を見て体が震えた、この感動を表す言葉はきっとこの世にないと思う
でも、君たちは僕に殺されるしかない
悲しいよね、そんなことになったら
…でも、ひとつだけそれを回避する方法がある君の妹とさっきの女の子を…頂戴
大人しく渡せば、命までは助けてあげる」

炭治郎「っ！…何を言っているのかわからない！」

累「君の妹には、僕の妹になってもらう。さっきの女の子は僕の嫁。
今日から、ね」

炭治郎「そんなことを承知するわけないだろうそれに、禰豆子やミチは物じゃない
自分の思いも意思もあるんだ、お前の妹にも嫁にもなり話しない！
それに、ミチのことは絶対に渡さない！」

累「大丈夫だよ。心配いらない絆を繋ぐから
僕の方が強いんだ、恐怖の絆だよ。
逆らうとどうなるかちゃんと教える」

炭治郎「ふざけるのも大概にしろ！！
恐怖でがんじがらめに縛り付けることを家族の絆とは言わない！
その根本的な心違いを正さなければお前の欲しいものは手に入らないぞ！！」

累「鬱陶しい、大声出さないでくれる？
合わないね君とは」

伍拾玖 ２人捕まった→←伍拾漆 累ＶＳ炭治郎

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