【鬼滅の刃】鬼と魔法使いの子はトリップして鬼殺隊に入る！！ 弐

伍拾弐 霹靂一閃・六連 ページ2

善逸「(ちゃんとやらないと思ってるのに怯えるし逃げるし、泣きますし、変わりたい…ちゃんとした人間になりたい)
でもさあ、俺だって精一杯頑張ってるよ！
なのに、コブラさんにやられて怒っているあの蜘蛛の相手ってなんだよ！聞いてないよ！！
(あの人、ちゃんとあの蜘蛛野郎を倒してよ！ミチちゃんももっといい奴を渡してよ！)」

コブラ「ほう、ミチを侮辱するのか？あ"ぁ"？」

善逸「え、いま、コブラさんの声が！？…って上！！って何に乗ってんの！？」

コブラ「あ？さっさとそいつを倒せよ」

善逸「えぇっ！なにあれなにあれ！」

コブラ「こいつはキュベリオスだ。俺の相棒だ」

キュベリオス「シュール」

善逸「蛇でかっ！翼生えてる！？」

コブラ「おい、そんなことをしてるとした見てみろ」

善逸「え、下って登ってきている！？イヤーー！登ってくんなよ！
ちょっとでいいから１人にして！
ちょっとでいいから！！！ムゴッ(気絶」

コブラ「気絶したか」

キュベリオス「シャー？」

コブラ「いいんだよ、助けなくても自分でどうにかするはずだ

ほら、始まったぞ」

善逸「雷の呼吸 壱の型 “霹靂一閃” 」

コブラ「木を足場として蜘蛛野郎のところに飛ぶか」

累の兄(不毒酸！…空中で体を捻らせて避けるとはこいつさっきほどとは別人のような冴えた動作だ)

コブラ「そのまま、さっさと倒せ、
ミチはお前に期待をしているのだからな」

キュベリオス「シュー」

コブラ「そうだな、今のうちにミチに連絡を入れておくか」

コブラ〈ミチ〉

〈もしもし、ミチだよ。
コブラ、そっちはどうなってるの？〉

コブラ〈今の所、順調に進んでいるぜ。
あ、今、金髪のやつが覚醒？したところだ
地面が揺れてるぜ〉

〈それなら、もう大丈夫だよ。〉

善逸「雷の呼吸 壱の型 “霹靂一閃・六連” 」

コブラ「早いな」

ドカーン！

累の兄(切られたのか？俺が？
切られた、あいつに！？あんなやつに？)

ドサッ

累の兄「そんな馬鹿な！あんな怖がりなやつなんかにーー！！」

コブラ「よく、出来たじゃねえか」

善逸「こ、コブラさん、俺」

コブラ「はぁ、これは骨とか折れてるみたいだな、俺は、残念ながら回復系の魔法は使えない
だが、もうすぐ柱がやって来るぜ
それまで、安心して寝ていろ
俺が見張っておいてやるよ」

善逸「はい、ありがとうございます」

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