【鬼滅の刃】鬼と魔法使いの子はトリップして鬼殺隊に入る！！ 弐

伍拾壱 善逸、雷に好かれる ページ1

あらすじ

ミチ、炭治郎、善逸、伊之助の４人は任務で那田蜘蛛山に来ていた
善逸は山の麓のところで怖がり、そんな２人はさっさと山へミチも善逸にお守りを渡し、２人と一緒に向かう
３人は山に入って行ったら操られている隊員とで会い、操っていた累の母を切った

その頃、善逸は炭治郎が禰豆子を連れて行ったことを思い出し連れ戻そうと山に入って行った
そこには、累の兄がいた

累の兄によって毒を善逸に入ったはずなのにミチからもらったお守りだったコブラによって毒は吸収してくれていたため蜘蛛にはならずに済んだがコブラは消え、善逸人になってしまった

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累の兄「お前ら、あいつをやっちまえ！」

善逸「イッッッヤァァァァ！！
来ないで！」

累の兄「クククッ逃げても…」

善逸「無駄ね！はいはい！わかってんだよ！
わかってんの！！」

木に登る

累の兄「はははっ！なにしてんだ、お前？どうした！さっきのやつとは大違いだな！」

善逸「うるせえよ、うるせえよ！
俺は、あのコブラさんとは違うっての！？
ヒィヒィ！！」

過去
師範「しっかりしろ！泣くな！逃げるな！そんなことに意味はない！善逸
降りて来い、修行を続けるぞ！」

善逸「いや、もう死ぬと思うのでそれ以上修行をしたら死ぬと思うので！！」

師範「死にはせん、そのぐらいで降りて来い！
この馬鹿者！」

善逸「爺ちゃん！」

師範「師範と呼べい！」

善逸「俺、爺ちゃんが好きだよ〜！」

師範「うっ(ポアァ」

善逸「惚れた女に駆け落ちするための金を貢がされて借金まみれになった俺を助けてくれたし、ね！
まぁ、剣士育てたかっただけかも知んないけど！
爺ちゃんの期待に答えたいんだよ、俺だって！
でも、無理なんだ！申し訳ないと思ってるよ！こんな俺でさあ！
爺ちゃんに隠れて修行をしてんだよ！全然寝てないんだよ、俺！
なのに、全然結果が出ないわけ！
どういうこと？！どういうこと！？もう、どういうこと！！」

ゴロゴロ

師範「落ち着け、善逸！お前には才能が！」

善逸「もう俺は！…(ガッシャン！」

師範「善逸！！！」

善逸(やな人生だよ。雷に打たれてさ
髪の色変わるし、行きてるだけありがたかったけど俺は…俺が一番好きじゃない
ちゃんとやらないと思ってるのに怯えるし逃げるし、泣きますし、変わりたい…)

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