参拾弐 勘違い ページ32
炭治郎「そういえば、鴉からの説明だとこの藤の家紋の家は前に鬼狩りに命を救われた一族なんだって
だから、鬼狩りならば無償で尽くしてくれる。そう聞いたけどこれほどもてなしてくれるなんて」
伊之助「鬼殺隊がどれほどのもんよ」
炭治郎「そういう伊之助はどうして鬼殺隊に入ったんだ?」
伊之助「あぁ?…鬼殺隊の隊員ってやつが俺の山の中に来やがったから力比べして刀を奪ってやった」
善逸(その鬼殺隊隊員は不幸だ)
伊之助「そしたら、最終選別があるってことや鬼の存在について聞いてよ」
炭治郎「それで伊之助は鬼殺隊に入ることにしたのか、というか伊之助も俺と同じ山育ちなんだな」
「あ、私の家も山の中にあるよ!」
善逸「え、そうなの?」
「うん、私の家の周りには家を囲むように藤の花が一年中咲いているんだ。
最終選別のときの藤の花ようにね
そこで、よく師範と一緒に稽古をしていたよ!」
炭治郎「そうだったのか!今度、ミチの家に行ってみたいな!」
「うん、来ていいよ!他にも沢山の動物たちが住んでるからさ」
炭治郎「ああ、みんなでいつか行ってみたいよ」
伊之助「おい、お前らと俺を一緒にするな!
俺には、親や兄弟もいないぜ!
他の動物たちとの力比べだけが俺の唯一の楽しみだ!」
「え、私も小さいことに確か親を亡くして兄弟もいなかったけど、他のみんながいて楽しかったし、剣術が学べたし、(魔導書を)読書できて面白かったけど
やっぱり寂しかったな〜もう(前の)会えなくて」
善逸「ミチちゃん!今は俺や炭治郎がいるから安心して!」
「え、うん?」
炭治郎「ミチ、寂しくなったら必ず言うんだぞ!」
「うん?」
あれ、2人とも何か勘違いしていない?
まぁ、大丈夫だろう
善逸「…炭治郎、誰も聞かないから俺も聞かなかったけど…鬼を連れていることはどう言うことなんだ?」
「あ、やっぱり、炭治郎は鬼を連れてたんだね」
炭治郎「!!善逸、ミチも知っていたのか!」
「うん、あの響鎧の血を取っているときに話した炭治郎の顔はどこか悲しそうな目をしていたからね」
炭治郎「そうか。善逸もわかってて庇ってくれてたのか。善逸は本当にいいやつだな、ありがとう」
善逸「うわっ!そんなに褒めても仕方ないぞ!(照 」
炭治郎「俺は、鼻が効くんだ。最初からわかっていたよ、善逸が優しいのも強いのも」
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sasa(プロフ) - こんばんは!初めて拝見しました!面白いです!肆拾伍の炭治郎が首のない鬼に対して、てさぎりをしようと提案していますが、正しくは袈裟斬りです(けさぎり)。細かくて申し訳ないのですが、直していただきたいですm(__)mこれからも応援しているので、頑張ってください! (2019年8月16日 1時) (レス) id: 51b1b26268 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年7月16日 15時) (レス) id: 24467df71f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:未知 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/verifymail?
作成日時:2019年7月16日 14時