ご近所さんは吸血鬼。【Hirano.S】完

６ご近所さん ページ6

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優梨「…どうかした？」





しばらくフリーズしてたのか、優梨が心配そうに私の顔を覗き込んだ。






あ「……い、いや？


私も見たことないなーって思って」






優梨「…まあAの記憶力は期待してないから大丈夫」





……慰めたいのか、貶したいのか
君はどっちなんだい？








優梨「転校生かね〜」






転校生か…



優梨には慰められたっていうことにして、転校生の観察を続けた。









先生「じゃあ、そろそろ席着けー」





まだ転校生の観察を続けたかったけど、渋々バーコードの言う事を聞いた。






先生が『今年から２年生だから、進路を考えろ』


と、耳にタコができるくらい聞いたことをまた言ってる。





もー、つまんないよ…
その話聞きあきたし。









寝ちゃいそう…






そう思ったのが最後、私の意識は夢の中へ。








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"ベシッ"






あ「あいてっ」





…行く前に叩き起されました。





あ「もー、そんなに強く叩かなくてもいいj「Aさっきの聞いてたの？！」」





すごい形相で私に問い詰める優梨。






あらら、綺麗なお顔が台無しですぞ？



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