43ご近所さん ページ43
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「あと二人来るから、そしたら家まで送るよ」
あ「…え?!
いや、悪いですよ!」
助けてもらった上に、送ってもらうのは…ね?
「いいっていいって!遠慮すんな〜」
流星「お姉さん、暗いと怖いでしょ?」
あ「……あ、うん」
流星くん……図星です。
夜の山は怖いんだよね…ガチで。
これ本当にガチ。
だから、いつも紫耀を盾にしてたのに、今いないしな…
なんで大事な時にいないのさ!
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「おーい
だいごーう、りゅーせーい」
あ「ッ?!」
「終わったぞー!」
またまたいきなり声が聞こえたと思ったら、二人の男の子がこっちに向かっていた。
あ「あ、どうも…」
とりあえず会釈する私。
「おっ、どうもどうも!」
「君、怪我ない?大丈夫だった?」
私達のところに寄ってきた二人。
……二人ともカッコイイな。
一人は背の高いイケメンさん。
もう一人は色白のイケメンさん。
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って、呑気にイケメンのことを話してる暇はないんだ!
早くお礼言わなくちゃ。
その場に立ち上がり、4人の方を向く。
あ「あの、助けて頂いて、ありがとうございました!」
グッと頭を下げて、感謝を述べる。
「そんな大袈裟な〜」
「そうだよ、ほら顔上げな?」
色白のイケメンさんに言われて、顔を上げる。
ってか今思ったけど、全員無傷。
しかも4人とも、本当に熊と闘ったのかってくらいにニコニコしてる。
一体何者なんだ…
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「よし、全員揃ったしお礼も聞けたから、そろそろ帰ろ!」
と、八重歯くんが締めくくった。
約束通り、私を送ってくれるみたいで
暗い夜道…ってか、夜山? を歩く。
ちなみに順番は、
色白さん
流星くん
私
八重歯くん
背の高いイケメンさん
の、一列。
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歩き始めてすぐに、前を歩いてる流星くんが私の方を向いてきた。
流星「そういえば、お姉さんの名前聞いてなかった!」
あ、確かに自己紹介とかしてないや。
流星「せっかくだから、この並びで順番に自己紹介してこ!」
それいいね、と納得する他の三人。
"お姉さんは?"と、首を傾げて可愛いく質問をしてきた流星くん。
あ「うん、いいと思う!」
流星「よしっ、じゃあとーまくんからね!」
流星くんの合図で、自己紹介が始まった。
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鴨婿(プロフ) - 面白いですね!! これからも頑張ってください! (2015年7月5日 21時) (レス) id: 4b1fe03e9f (このIDを非表示/違反報告)
ピーチ(プロフ) - みーちゃさん» ありがとうございます!移行したいと思うので、2でもよろしくお願いします\(^o^)/ (2014年12月20日 23時) (レス) id: c173b0c828 (このIDを非表示/違反報告)
みーちゃ(プロフ) - 更新がんばれんれんがんばりゅーせふぁいとーま、、スーパー平野です!!www (2014年12月14日 20時) (レス) id: a7845048e7 (このIDを非表示/違反報告)
ピーチ(プロフ) - 紫耀とれんれん大好きちゃんさん» ありがとうございます!!頑張ります(^O^) (2014年12月10日 17時) (レス) id: c173b0c828 (このIDを非表示/違反報告)
紫耀とれんれん大好きちゃん - 更新頑張って下さい~!!!!すごく面白いです!! (2014年12月8日 17時) (レス) id: 081687a96a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴーち | 作成日時:2014年10月17日 16時