11 飴ちゃん ページ11
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＿＿＿時は、放課後。
いざ決戦の時がやってきた。
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昼休みに凛と作戦会議もしたし
話しかける勇気もちょびっと湧いた。
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…後は、ほんの少し。
コミュ力が上がってくれればいいな、と。
まあ、さすがにそれは無理か。
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とりあえずは、当たって砕けろだ。
先のことは考えずに
まずは、話しかけないと。
気合を入れて、拳を握りしめた。
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「ちょ、Aなにしてるの？
とっくに平野帰っちゃったよ！」
「え？！」
凛の声でハッとすれば、少し前にいるはずの
茶髪で飴を食べてる人物がいない。
一人で意気込んでいるうちに
どうやら平野くんは
教室を出て行ってしまったらしい。
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「おぅ、のー」
「"おぅ、のー"…じゃないでしょ！
さっさと行きな！
じっちゃんに頼まれてるんでしょ？！」
そうだ、おじいちゃんのために頑張らなきゃ。
いや、おじいちゃんのためっていうか…
孫のため、なのか？
…まあ、いいや。
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「とりあえず追いかける！
ばいばい！」
「どうなったか明日聞かせてねー！」
後ろから聞こえてきた凛の声に、心の中で返事をし
廊下を走った。
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バックの紐が走っている振動で落ち、
その度に肩にかけ直す。
はっきり言って、邪魔。
もう放り出したい。
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しおり - 更新頑張ってください！この作品大好きです！ (2017年8月31日 17時) (
レス) id: 4435d194ea (このIDを非表示/違反報告)
milk(プロフ) - 続きがすごく気になります！ がんばってください (2017年7月10日 22時) (レス) id: 171e64a391 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーち(プロフ) - Ψ( ・ ・)Ψ碧海 さん» そう言ってもらえて嬉しいです(涙)頑張ります！ (2017年6月30日 15時) (レス) id: dc2e1c9eaa (このIDを非表示/違反報告)
ぴーち(プロフ) - りこさん» ぜひ食べてください（笑）頑張ります！ (2017年6月30日 15時) (レス) id: dc2e1c9eaa (このIDを非表示/違反報告)
ぴーち(プロフ) - 莉桜さん» ありがとうございます！完結に向けて頑張ります！ (2017年6月30日 15時) (レス) id: dc2e1c9eaa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴーち
| 作成日時：2016年5月22日 15時
