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14 ご近所さん ページ14

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「ねえ、紫耀。
言っとくけど、私まだ諦めてないからね」



光に辺りまどろんできた雰囲気の中、

紫耀に話しかけた。




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「んー?」



目は閉じられたまま、そう返事が返って来た。

聞く気あんのかコノヤロー。



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「……吸血鬼になること!」


「…んー、あーーーーそのことか。

……まあ、だと思ってたけど。A頑固だからな〜」


「悪かったね、頑固で!」



ペシッと紫耀の頭を叩く。


イテッといいながら笑ってるあたり、痛くも痒くもないんだろうけど。




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閉じていた紫耀の目が開き、真っ直ぐ空を見上げる。




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「俺はさ、確かにAとずっと一緒にいれるならそうしたい。

だからそのことに関して、全面的に反対はできない」


「……でも、賛成もできないんでしょ?」


「ん。…複雑なんだよ、男心ってやつは」


「いや初めて聞いたよ」


「これを気に覚えといてね」


「あーい。わかった」



この調子じゃ、なかなか事は進まなさそうだ。



まだ吸血鬼になる方法がわからないうちは、

どうせ手も足も出せないからなー。



それにしても、どうやって見つけよう…

吸血鬼になる方法。



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ふぅ、と息を吐き、考え事から帰ってくると

私を見つめる紫耀と目が合った。




視線が一瞬私の唇に向いたかと思えば、また合う視線。


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設定タグ:平野紫耀 , 永瀬廉 , 吸血鬼
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__HATSUKA__ - もし良かったら続きがみたいです!! (2017年9月26日 6時) (レス) id: b44eb22e04 (このIDを非表示/違反報告)
しおり - 更新待ってます。この作品今まで読んだ小説の中で一番大好きです。 (2017年8月29日 22時) (レス) id: 4435d194ea (このIDを非表示/違反報告)
ぴーち(プロフ) - 廉梨プルさん» 亀更新すぎるのにそう言っていただけて嬉しいです(泣)ありがとうございますm(_ _)m (2017年6月27日 22時) (レス) id: dc2e1c9eaa (このIDを非表示/違反報告)
ぴーち(プロフ) - ライムさん» お待たせしてしまいすみません(泣)そうなりますよね!笑笑 (2017年6月27日 22時) (レス) id: dc2e1c9eaa (このIDを非表示/違反報告)
廉梨プル(プロフ) - 更新ありがとうございます!!!最高すぎます! (2017年6月27日 2時) (レス) id: d3a947e181 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴーち | 作成日時:2016年6月18日 16時

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