アオハルJUMP (ページ6)

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ぬくもりページ6

涼介side

顔を洗って着替えようと部屋に戻ったのはいいものの、思ったよりだるい。

もう学校行くのいいや、そう思い目を閉じた。

…そっか。自分で行かないこと決めただけで誰にも言ってなかった。

大ちゃんの顔を見てそう思う。

しばらくドタドタとした足音が続いて入ってきた宏ちゃんと雄也。

宏「お前いつからこんな調子だったんだよ～」

雄「病院連れて行く？」

宏「あとでね。俺そろそろ大学行くけど雄也は？」

雄「楽単だから休む気」

宏「じゃあ涼介頼むね」

雄「はーい」

いや、大学行かなくていいのかよ。

雄「どうする？俺下いる方がいい？寝るよね？」

涼「あ、どっちでも…ここいてもいいけど」

雄「いて欲しいんだ笑」

涼「そんなこと言ってない」

…わけでもない。
熱出ると人肌恋しくなるってこういうことなのかな。

雄「昔から変わらないな～」

涼「あのね、俺。ちっちゃいときに熱出したときにゆーやが一緒に寝てくれるの嬉しかった」

雄「懐かしいね。母ちゃんにめっちゃ怒られたやつ」

涼「移るでしょってね笑」

雄「俺は移って学校休みたかったの笑」

涼「ゆーやらしいね笑」

雄「さすがにもう添い寝は出来ないけど、ここにはいるから体しんどいでしょ」

涼「…ありがとう」

雄也が側にいてくれてすぐ寝られた。