アオハルJUMP (ページ44)

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経口補水液ページ44

侑李side

ずーっとシゲが側にいて安心するけど、身体が冷えてきて頭がしっかりしてくると少し恥ずかしい。

侑「…もうだいぶスッキリしたよ」

シゲ「ほんと？侑李無理しがちだからなぁ…」

侑「ちょっと気持ち悪いし、クラクラはするけどさっきよりは全然」

シゲ「まぁまだ3時間目始まったところだしゆっくりしてなよ。この時間終わったらお兄ちゃん迎えに来てくれるって言ってるし」

侑「うん」

シゲ「本当はいつから気分悪かったの？」

侑「…登校中かな。なんかぼーっとしてて。暑いからだと思って日陰にいたけど徐々に悪化してやばいと思った時にはここにいた」

シゲ「教室行く前にこっち寄りなよ。別に悪いことしてないんだから」

侑「ごめんなさい…」

シゲ「まぁ次からはちょっと具合悪いな、悪化しそうだなと思ったらすぐ来てよ？熱中症なんて少し遅いだけで命に関わるんだからね？」

侑「はーい」

シゲにも注意されて、このあと雄也にまっすーのところ連れて行ってもらったら全く同じこと言われて笑っちゃったけど、気をつけようと思ったよ。

もう熱中症にはなりたくないな。