アオハルJUMP (ページ42)

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経口補水液ページ42

侑李side

登校中からなんとなく胸元がむかむかして。

1時間目体育だなんてついてないな。そう思ってた。

朝のHRに涼介は来ないし、僕が不機嫌オーラ出てるからか裕翔は喋りかけても来ない。

着替えて屋上にある体育館に向かうために階段を登ってると階段登るたびに頭に響く痛みを感じる。

健「侑李同じチームよろしくな！」

侑「あ、健人一緒なんだ。僕ちょっと向こういるから始まったら呼んで」

体育館の日陰になってるところを探して座ってみる。

頭がクラクラして気持ち悪い。

時間が経てば日陰も日向になる…移動したいけど移動できない…胸のムカムカも気のせいじゃなく気分が悪くて戻しちゃいそう…

…あ。涼介来たんだ…ねぇ…涼介…あのね…

侑「…冷たいっ…」

先生「よかったよかった。涼介ありがとう」

涼「いえいえ」

先生「侑李調子はどうだ？」

侑「…きもちわるい」

先生「保健室まで行けそう？」

侑「っ…うっ…」

何がどうなったかわかんないけど、涼介が来てごりぽんがなんか指示してこの冷たいのを身体にぺたぺたと貼ったことは理解した。

冷たくて気持ちいい…と思ったのも束の間。気持ち悪くて何かが迫り上がってくる。

涼「うわっ…びっくりした」

先生「ちょっと身体支えるな」

涼「広がっちゃう…」

先生「後で拭けばいいから。侑李気にせず出しきって、保健室行こうな」

ごめんなさい…高校生にもなって人前で戻すなんて…恥ずかしい…