茶碗蒸し ページ31
涼介side
侑「けーちゃん!ジャージはここだよ!」
慶「ごめんごめん。場所間違えてたわ笑」
侑「何年ここで勤めてんの笑」
慶「もう何年かな、えーっと」
侑「あ、チャイムなった」
涼「数えなくていいから!はい、裕翔着替えてベッドで横になってな」
ボーッとしてる裕翔にジャージを渡すと、フラフラとベッドに横たわった。
シ「お、ちゃんと着替えられたんだな、裕翔ちょっとお熱測ろうな。具体的にどうしんどいとか言える?」
裕「お腹が痛くて、気持ち悪い…」
シ「いつから?」
裕「けーちゃんの授業中…トイレ行きたいって言おうとしたけど…」
慶「今日は色々あったから全然裕翔のこと見られてなかった俺にも責任はあるわ」
侑「あれはどこかのバカさんたちのせいだよ。」
シ「なにがあったの笑 ん。ちょっと熱あるね。」
慶「え?!」
涼「なんでけーちゃんがそんな驚くの笑」
シ「37.4度だからめっちゃ高いってわけじゃないけどね、ほら。とりあえずお前ら次の授業始まるぞ〜」
侑「えー」
涼「裕翔心配じゃん」
シ「担任の先生の前でよく堂々とサボろうとするな」
慶「まぁ心配なのわかるけどね」
シ「いやいや、あなたこの子たちの担任だからね」
裕「2人は授業受けて。俺大丈夫。シゲいるし」
侑「…そうだね」
涼「行くか〜、ねぇ次誰?」
侑「数学のもぐら」
涼「え、まじ?嫌だ、ここいたい。ねぇシゲダメ?」
シ「いやダメだし」
慶「頑張って」
侑李に引っ張られて教室に戻って、もぐらが来るまでに爆睡できますように。
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作者名:そら | 作成日時:2020年9月1日 19時