ぬくもり ページ4
侑李side
裕「涼介見てない?」
侑「さー。納豆で機嫌悪くなってたし部屋かな?」
裕「まぁいっか。今日俺ちょっと早めに行くから、にいちゃんたちとおいでね」
侑「委員頑張ってね」
学級委員は忙しそうだなと思いつつ、僕は朝のニュース番組で情報を得る。
このキノコみたいな人なんかかわいいし、若干慧ちゃんに似てる。まぁうちの慧ちゃんのほうが100倍かわいいけど。
涼介探したいけど、この家エレベーターと階段あるからよく入れ違いになるしみんな行くまでリビングでぼーっとしてるのが多い僕。
家中はドタバタとうるさいけど朝だからね。
慧「行くよ〜」
侑「また2人だね」
いつも同じ時間に出るはずのに準備が終わってるのは慧ちゃんと2人。
遅刻ギリギリにくる涼介と遅刻する大貴は要注意人物だと先生たちによく言われてる。もっとも雄也はすごかったらしい。
裕「おはよ〜また涼介遅かったの?」
侑「用意はできてるけど大ちゃん待っちゃうからね」
僕たち兄弟おんなじクラス。にいちゃんたちも学年ごとに一緒のクラス。
先生たちもそのほうが楽なんだって。みんな下の名前で呼んでくれるし、得してるよね。
続々と生徒は来て、先生も入ってきたけど、涼介は来なかった。
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作者名:そら | 作成日時:2020年9月1日 19時