第十三話 テストの時間 ページ15
時は過ぎ、中間テストの日がやって来た。
テストは全生徒が本校舎で受けることが義務付けられている為、E組だけが敵地で戦うことを強いられる。
現に今も、教師が必要以上の咳払いをしたりと妨害行為を行っている。
だが、その程度のことなどどうでもいいのだ。
『問11――――』
テスト終盤に姿を現した、巨大な
残念だ、
――――
「……先生の責任です。この学校の仕組みを甘く見すぎていたようです」
テストを終え、旧校舎に帰って来たE組の教室内は重い空気に包まれていた。原因は、中間テストにある。
「君達に顔向けできません」
普通では有り得ない。テスト
今回ばかりは、黄色い生物に非はないだろう。
行き過ぎた合理主義の為に、手を加えた理事長が一枚上手だった。
「ちょっと借りるよ」
耳元で囁かれたと思えば、机の上に置いてあった俺の解答用紙はカルマの手元に収まっていた。何をするのか、と視線を投げ掛けるとカルマは口元に笑みを浮かべて笑う。
「いいの〜?顔向けできなかったら、俺が殺しに来んのも見えないよ」
「にゅやッ!?」
次の瞬間、一本のナイフが投げられる。背後から飛んで来たソレを、黄色い生物は容易く避けてカルマに抗議した。
「カルマ君!!今、先生は落ち込んで―――」
だが、それは直ぐに終わった。不敵な笑みを浮かべながら、教卓に辿り着いたカルマが見せた解答用紙。その用紙を見て、黄色い生物の顔色が一変する。
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朔(プロフ) - 今更なんですがとてもハマりました。これからも応援しています。 (2021年5月23日 2時) (レス) id: 0cbe8ba716 (このIDを非表示/違反報告)
腐女神だぜ☆(プロフ) - コメ失礼します。主人公がくっそかっけえです。これからも更新頑張ってください。応援してます。 (2019年8月16日 20時) (レス) id: b63828eb3d (このIDを非表示/違反報告)
浅野月愛(プロフ) - 初コメ失礼します!いつも天霧くんのカッコいい行動にドキドキさせられています、これからも更新頑張ってください!(急かすつもりとかはないので) (2019年8月15日 11時) (レス) id: e6ca85b3e9 (このIDを非表示/違反報告)
零 - 続き、楽しみにしています。 (2019年3月31日 22時) (レス) id: 67a2382333 (このIDを非表示/違反報告)
御子柴(プロフ) - 好きです!!!! (2019年2月23日 3時) (レス) id: 5350486dcc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:空天 馬 | 作成日時:2019年2月14日 4時