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カラン、と呼びベルの音が鳴る
ワタシしかお客がいないようなこの隠れ家のような喫茶店に久しぶりに、新しいお客がやってきた
主人は少し嬉しそうに席を案内した
ここのお店のコーヒーは絶品だ、詩興が湧く
「おすすめの品はありますか?」
清楚な装いで、ワタシと同じくらいの年齢に見えた
「ここのコーヒーが絶品だよ」
「ありがとうございます、じゃあコーヒーをお願いします」
ワタシ以外ほとんどお客の来ないお店だったから、誰かいるという感覚に慣れることが出来ない
「どうしてこのお店に来たんだい?」
「たまたま見つけたので入ってみました。落ち着いた雰囲気が素敵なお店ですね」
にこりと笑った彼女は少し、弱々しかった
「えっ…と、」
「ワタシの名前は有栖川誉だ、今後後世に名を残すであろう詩人だ。以後お見知りおきを」
閃いた!
「ふふ、よろしくお願いします」
一人だった時間は二人の時間二変わった
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作者名:ままこ | 作成日時:2017年6月30日 22時