【文スト】何気ない日常

番外編　　貴『今日はおめでたな日！』太「もしかして私との…貴『違います』「ひどい！！」 ページ10

貴女side

今日は年に一度のお祝いの日！

なので仕事を早めに終わらせて事務所を貸してもらっている

今は何をしているのかと云うと料理してます！

いろんな料理を作ってナオミちゃんや春野さん達に運ぶの手伝ってもらって後はケーキを作るだけなんだけど…

肝心の生クリームを買うのを忘れていました…完全にやらかしました…

近くのスーパーまで二十分はかかる…
卵があるので卵白から作ることにした

貴『悩んでる暇なんてない…早く作らないと三人が帰ってきちゃう』

今太宰さんと独歩ちゃんに敦君は出掛けている
仕事の依頼で遠出をしている

本当は私に回ってきた依頼だったのだが代わってもらったのだ

貴『……(申し訳ない事してしまいましたね…今度何か奢りますかね…)

考え事をしながら卵白を泡立てていく

卵白に角が出来たら十五分程冷やしたらスポンジの上にのせて綺麗にしていく

与「後は飾り付けだけかい？」

貴『はい！ 何とか間に合いました＾＾』

与謝野先生と話していたら服の裾を掴まれた

鏡「…飾り付け…私がしたい。敦には何回も助けられたから…」

貴『……鏡花』

クスッと笑うと『いいよ。じゃあ飾り付けお願いしようかな』そう云うと鏡花は笑顔になって「うん」と頷いた

その間に使った食器などを洗い乾かしているとケーキの飾り付けが終わり冷蔵庫の中へ

丁度いいタイミングで三人が帰ってきたが太宰さんと独歩ちゃんだけ中に居れて敦君は外で待機してもらう

目を瞑ってもらいな中へ入ってもらうのと同時にクラッカーが鳴る

びっくりして目を開けるとそこには……

大きく【お誕生日おめでとう】と書かれた文字が貼ってあった

キョトンとしているが皆から「おめでとう」など祝いの言葉をもらって涙目

貴『今日は敦君のお誕生日でしょ？ だから社長の福沢ちゃんに頼んで準備してたの！』

番外編　鏡「・・・まだ続く」　貴『鏡花のタイトルコールは初だね！』→←お仕事5日目　貴『私会話なくない？』国「気にするな」

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