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story5 ページ6
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
誰かが教室に入ってきた
「おい、なにしてるんだ」
ｾﾝｾｲだ
「高梨さぁんがいきなり教科書破りはじめてえ....」
と震えながらいう
「わたしぃ、とめたのにぃ、、」
違う、違う私やってなんか
そういいたいのに言葉がでない。
「はぁ？なにやってるんだよ」
「高梨_______」
そうだ。誰もわかってくれない。
"私"のことなんて誰も見てくれないんだ
ここに居場所はないんだ。
苦しい、苦しい辛いよ、助けてよ
ねえ、ねえ、ねえ！！
この世に私の"居場所"なんてもともとあるの？
誰か私を必要としてくれる？
わからないわからないわからないわからないわからないわからないわからないわからないわからない
わかりたくもない。知ってしまったらきっと苦しい。
嗚呼、なんて矛盾しているんだろうか。
ここにいたくない。いやだ。
なんて考える前に体が動いていた。
教室を飛び出す。
待て、なんて言われた気がしたが無視。
誰もいない廊下をただただ夢中になって走った
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作者名：蒼空(そら) | 作成日時：2017年6月18日 15時
