零番目の失敗作＿＿Ⅲ (ページ13)

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98…涙ページ13

クロが大きく音をあげて床を叩く

「…そーんな怒るほどバラされたくない話だったっスかあ？」

クロから感じられるのはロウレスへの『敵意』

ロウレス感じられるのはクロへの『敵意』

「"Sleep no more!"(眠りはないぞ!)
"He does murder Sleep!"(彼は眠りを殺した!)
二度と安らぐこともない哀れな兄さん！
そうやって兄さん達(あんたら)が忘れたがってる(・・・・・・)のがオレは何より気に入らないんスよお！！」

「"大海原の水すべてつかえばその手についた血を落とせるのか?"(Will all great Neptune's ocean wash this blood clean from your hand?)

NO,(いいや)

"それどころか兄さんの手は広大な海を血の色で染め"(this your hand will rather The multitudinous seas incarnadine,)

"海の緑を赤一色にするだろう"(Making the green one red.)」

クロとロウレスの兄弟喧嘩が始まった

真昼は震えながら武器を出している

「冷静ですねA恐くないですか？」
「誰が？」

「クロのことです」
「恐くないよもっと恐いものを見てきたからねそれより喧嘩止めた方がいい？ホールのために」

「んーそうですね俺は皆のお兄ちゃんなので止めにい…やそれより天使が止めに来ますよ」
セイヴァーの見つめている先を見ると天使＿＿リヒトが二人を蹴る
「おいうるせえっつってんだろ吸血鬼(あくま)ども」

「げっ天使ちゃ…」

「俺の視界に入るなクズネズミ」