零番目の失敗作＿＿Ⅲ (ページ1)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:15,502 hit

86…天使か悪魔ページ1

「なーポテト頼まね？食いてえ…」

「あっ次の曲私です～」

「あこれ知ってる」

「Aさんも歌いますか？」

「我が輩がコーラスで入ってやろう！」

「オレも参加しますよ！」

「タンバリンもう一個借りてくるか？ヒュー持つだろ？」
「真昼ドリンクバー取ってきてくれオレコーラ」

「じゃあ私はコーヒーを」
「我が輩はオレンジジュースじゃ！」

「自分で行け吸血鬼ども！」
真昼のいつものツッコミが入る
ボクらはある人物を探して今カラオケに来ているヒューの下位吸血鬼によるとここで吸血鬼をぼこり、空を飛んでいたという

その人物がこのカラオケによく来るという
・
・
・
主人3人廊下に集まる

「…はぁほんとに来るのかなー
てか怪しい人ってそれ本当に敵の吸血鬼なのか…」

「断言はできないからこうして確かめに来てるのもひとつだよ」
そうだけどと頭を捻らす真昼

「…なんだ…？この機械は…一体……」

ドリンクバーを警戒している御園
ボクも真昼の動作を見よう見まねでやったからよくわかっていない

…カラオケなんて初めてだし
真昼「ボタン押せばジュース出るよ御園」

「…リリイと僕が戦うのはしばらくムリだ武器(リード)が長時間出せないんだ

簡単な幻術は短時間ならできるようだが…
血を飲ませて何度か試したが前に見せたような威力のある技は出せないみたいだ」

「攻撃はできないってことか…灰塵が抜けちゃったから…だよな？」

「おそらくななくなった力が戻るのか…もっと吸血鬼(サーヴァンプ)について知る必要があるな」
「…吸血鬼って昔に何かあったみたいだよ…な…？」

「そうらしいね」

「僕も…そう思う」
御国の話を真昼が持ち出すと御園はそのまま部屋に戻ってしまった

「Aは？結構吸血鬼のこと知ってるみたいだけど…」

「ボクはセイヴァーに教えられた情報と覚えている記憶を頼りに話してる前にもいったでしょう？ボクはすべてを知らないって吸血鬼のことは吸血鬼から聞いた方がいい」

部屋に戻ろう
吸血鬼の昔話にはあまり関わりたくない

「そう…か」