(w,r.w,r.d,！)小さな彼を救いたい！(s,y,p) (ページ5)

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日常ページ5

コネシマが幹部に報告している一方、少年はとても憂鬱そうに道を歩き、家のドアノブに手を掛けていた。

ｶﾞﾁｬ

syp「ただいま……」

聞こえるか聞こえないかの声量でそう言った少年。しかし、兄が帰った事が分かった弟は玄関に向かった。
もちろん、出迎える訳ではないが

弟「あれ～？お兄ちゃん帰ってきたんだ～w帰って来なくて良かったのにww」

弟にそう言われたが少年は無表情のまま、一言も言葉を発することなく通り過ぎようとした……が

弟「ﾁｯ無視してんじゃねえよ！」ﾊﾟﾝｯ

syp「ｯ……」

言葉を発する事なく通り過ぎようとしたショッピに怒った弟がショッピの頬を平手打ちしたのだ。

母「どうしたの～？玄関で、ご飯よ？」
弟が玄関から帰って来ないのを心配した母親が玄関にやって来た。そして弟に「ご飯よ」と言った。

弟「はーい！」
母親の言葉に元気よく返事をし、リビングに向かう弟を見送り母親はショッピに向かってこう言い放った

母「言っとくけどお前の分はないからね！」

そう言い、母親もリビングへと向かう。リビングからは弟と父親の楽しそうな声が聞こえてくる。

syp「言われなくてもｯわかってるっつーのｯ」

ジンジンと痛む頬を擦りながらショッピは自分の部屋とは言いがたいが、ショッピが一番安心できる場所に向かった。