#41 ページ2
『失礼しま〜す…』
志「座っとって、今飲み物淹れてくるから」
『は〜い』
適当な返事を返し、僕の定位置であった一番隅っこの椅子に腰を掛ける
この雰囲気も懐かしい。
志「ダージリンしか無かったんやけど大丈夫？」
淹れたてのダージリンティーが湯気を上げている
『大丈夫です、ありがとうございます』
そう言って月崎先生からマグカップを受け取る。
志「あ、砂糖いる？ミルクもあるで」
『欲しいですっ！』
志「んw待っとってな〜」
ここ保健室だよね…？家ですか？っていう程色々揃ってる……
志「はい、どーぞ」
『あっ、ありがとうございます』
志「んで、今日はどうしたん？あんま学校来たくなかったやろうに」
月崎先生が自分のデスクに戻り、僕に尋ねる
『折原さんに、頼まれて』
志「センラから？俺が聞いても大丈夫？それとも担任に言う？」
『月崎先生が良いです』
志「即答やなw話してみ〜？」
僕は折原さんに頼まれたことを話す
志麻「了解。両方こっちで変えられるから変えとくな」
『ありがとうございます…助かります……』
月崎先生は自分の後ろにある引き出しから僕の家庭調査書を取り出す
…こういうのって勝手にやって良いのかな←
志「よし、終わりー！」
グイッと伸びをして、書類を引き出しに戻す
志「っふふwそんなに見てて楽しい？w」
『うぇ？』
志「ずっと見とったやろw」
『ボーッとしてました……』
無意識で目で追っていた…
志「そっかwそれよりお茶、冷めてまうよ？」
『あ……』
すっかり忘れていた。
僕はぬるくなってしまったダージリンティーを一口飲む。
……苦い。
志「大丈夫？苦くない〜？」
『苦いです…』
志「やろうねw」
『分かってたなら言って下さいよ！！』
志「ごめんて！w」
こんなに楽しいなら、たまには学校に来るのも良いかな
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暁の天(癒樂)(プロフ) - ちょこさん» コメントありがとうございます！失踪してました…、更新スピード上げられるように頑張ります！！ (2022年5月2日 13時) (
レス) id: a3904702a0 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - 更新が止まってます！戻ってきてください！続き楽しみに待ってます！(´;ω;｀) (2022年4月27日 13時) (レス) @page8 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁の天 | 作者ホームページ：そんなものない( '-' )
作成日時：2021年10月10日 23時
