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“私…、広臣と付き合ってるの”
「1ゴール１アシスト？」
「ははっ、サッカーも覚えてよ？」
あれから広臣は
時間を作っては私を誘ってくれるようになった。
待ち合わせの度にどきどきして
会うたびに心が弾んで。
水族館や映画館。
河原でシャボン玉をしたり
ジャングルジムの上で星を探したり、
公園でサッカーをしていた子供たちに混ざって
ボールを操る広臣をベンチから見ていた時は
幸せだとさえ感じていた。
初めての広臣の部屋で
広臣の頭が私の肩に乗ったのは
ベッドを背もたれに映画を観ていた時だった。
整った眉。
長いまつ毛。
小さな寝息を立てる彼に、申し訳なさが込み上げる。
夏休みとはいえ、運動部の忙しさは
私も経験者だから良く解る。
部活をこなし、
空き時間は私に使い、
疲れていないはずがない。
ハッと目を覚ました広臣が
慌てる様に私の肩から頭を起こした。
「ごめん」
「ううん」
ゆっくり休んで欲しいと思った。
映画は丁度、エンドロールを迎えている。
「私、そろそろ帰るね」
でも、
立ち上がった私の手は直ぐに広臣に引かれ
今度は私を、その膝の間に戻した。
「まだ居てよ」
「…身体、休めないと」
「Aが居ないと休まんねーよ」
盛大に心を揺さぶられた私は
返す言葉を見失った。
「俺がAと居たいの。ダメ？」
ゆっくりと、
でも確実に、
私の心は、広臣に侵食されていた。
広臣の地元の友達に偶然会ったのは
丁度昨日の、8月30日。
課題対策で部活がオフだった広臣に誘われ
私たちは、横浜方面に向かう途中だった。
「あれ？彼女さん？」
…彼女じゃない。
繋いでいた手を慌てて離そうとした私を
それでも広臣は許さなかった。
その指先に力がこもり、
数秒前より強く握りしめられる。
一度私ににっこり笑った広臣が、友達に言った。
「これからなる予定」
こんなにまで長い時間、
心拍が不安定だった事があっただろうか。
到着した横浜では王道と言われるスポットを巡り
夕食を済ませた事には
すっかり陽も落ちていた。
今日一日、
私の頭の中には
広臣の言葉がずっと張り付いていて
その言葉のせいで
脈がずっと乱れっぱなしだった。
夜景は水辺に反射し、
幻想的な世界を醸し出している。
夜空に聳えるのは圧巻の観覧車。
「A、乗らない？」
その中で、その時が来た。
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ユキ(プロフ) - 空さん» 隆二さん11月にアルバムも出ますね😄♥️ (2022年6月4日 9時) (
レス) id: e86d7cf610 (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - ユキさん» 販売延期になったみたいですよね；；どんな香か香ってみたいです^^ (2022年6月3日 21時) (レス) id: 3e00d8d8fe (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 空さん» 明日からライブですね隆二さんの香水もグッズに出ますね😄リリーって百合の花ですよね😉♥️ (2022年6月3日 15時) (レス) id: e86d7cf610 (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - ユキさん» ですねですね(*^-^*)パケも素敵でしたよね^^ (2022年6月3日 14時) (レス) id: 3e00d8d8fe (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 空さん» 臣ポメ君の香水ってメンプロでもありましたね😉♥️ (2022年6月2日 22時) (レス) @page43 id: e86d7cf610 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空
| 作成日時：2022年5月27日 18時
