030 side T ページ30
松崎常務から朝一で連絡を受け
Aと契約に向かった。
「ありがとうござました松崎常務。
今後ともよろしくお願い致します！」
契約現場に初めて同席したAは
想像以上に喜んでいて、俺まで嬉しくなった。
「A、お祝いしない？」
「する！」
「美味しいトコしってんだよねー」
「え？どこどこ？」
「…社食♡」
「はぁーっ？そこ私も知ってるし！
なんなら常連だし！」
ケラケラ笑い合いながら社に戻れば
部のみんなが拍手で迎えてくれた。
少し離れたAを見れば嬉しそうにほほ笑んで
小さく肩をすくめていた。
「Aー、社食行こー」
「え？本気だったの？」
「え？嘘だと思ったの？」
おいおい嘘だろ？ 冗談だと思ってたわけ？
せっかく楽しみにしてたのにひでーよA！
ぶつぶつ言いながら社食に向かえば
笑いを堪えながらAが追いかけて来た。
「はい、かんぱーい」
ジンジャーエールで乾杯し、
俺はカツ丼、Aはピラフをほおばった。
「受付のお姉さん、今日も目がハートだったね」
「そ？」
「そうじゃん。気付かないの？」
「さあ？」
Aだって気付かないじゃん？俺の気持ち。
…あ、そうだ。
「それよりA、彼氏とどうなの？
山下…健二郎さん、だっけ？」
「剛典。それ、終わった」
「グッ…マジか、ごめんごめん」
「いいけど…よくフルネームで覚えてたね？」
「営業職の記憶力、なめんなよ？」
「それはそれは。恐れ入りました？」
ビンゴ。
やっぱりそうだ。
めちゃくちゃ複雑だった。
幸せだと言う陽菜。
Aの本意は解らないけれど、
“終わった”という事は、フラれたか？
出来れば、陽菜を心から祝福したい。
そして
Aにも、幸せであって欲しい。
こんな事をするのは筋が違う気もするが
万が一、それを知る事で
Aに何かあったとき
力になれる可能性があるのならば、と
俺はその番号をタップした。
「もしもし、俺です。
調べて貰いたい事があります…」
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空(プロフ) - ユキさん» ありがとうございます＾＾ライブは、このお話の030での登坂さん風に“ご想像で”です(#^.^#) (2020年1月27日 16時) (
レス) id: 7cc216fb7f (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 空さんのストーリー大好きです三代目perfectyearライブは観に行く予定はありますか？私は京セラ観に行きたいけど倍率凄く高いですね(´；ω；｀) (2020年1月27日 12時) (レス) id: 7bd6b3fcc4 (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - ユキさん» 楽しんで頂ければ幸いです＾＾ (2020年1月26日 19時) (レス) id: 7cc216fb7f (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 三代目メンバーのストーリー大好きです(*ゝω･*) (2020年1月26日 17時) (レス) id: 7bd6b3fcc4 (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - shireyさん» ありがとうございます(^^♪ (2020年1月26日 13時) (レス) id: 7cc216fb7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空
| 作成日時：2020年1月18日 10時
