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「いやー……Aホンマすごいなぁ」
『ワタシも何故ここまで上手く行くのか不思議だよ』
あれからロボロに扱い方を確認しながら次々と遠距離武器を試していったものの、弓以外は不思議な程に上手くできた
弓は扱い方からしてさっぱり分からず、ロボロとワタシの中で恐らく元々作られていた記憶の量が少ないのだろうと言う結論が出た
他の遠距離武器ははヘッドショット、若しくは首元をぶっ飛ばされた状態で的が転がっているのだが、弓に関しては体に当てることさえままならないのだ
武器を扱うのはこれが初めてなのだが、ハンドガンやライフル等は知識として知っているだけでは到底あり得ない事が起こっていた
ワタシは今回命中率のみを調べたのだが、タイムアタック制にするとまた結果が変わるかも知れない
「コレは実戦重ねたら化けるやろなぁ……でも、帝国では弓系の武器が使われてへんかったんかな」
今のところ遠距離型かな。と話しながら今日使った武器の結果を見ていると、ロボロは弓のことについて少し触れてきた
『そうだね………知識も少ないし感覚が分からないから弓は全く扱えない事がよく分かったよ』
弓は形状と珍しい打ち方による強襲に向いている武器。という情報くらいしかワタシの中に存在していなかった
どうやら感覚として習得するしかないものはインプットされていないらしい
しかし…どれもこれも100%扱える様になりたいという訳ではないものの、弓以外が余りに好調過ぎた為にあの結果は少しショックだった
「しゃーないよ、弓は風の読み方とかも知っとかな屋外では使えへんから難しいねん」
肩を落とすワタシに気にすることはないと笑ったロボロは今回の記録をプリントしてワタシに持たせてくれた
「Aは今日、コレで終わりやろ？」
『確かに今日はこれで終わりだね。近接はもう少し体力を付けてからにしないと怪我してしまう』
近接武器や体術の殆どはどのように動けば良いかはインプットされているものの、それを再現できるだけの体力や体幹がなければ下手をすれば自他共に怪我をしてしまうだろう
分かるとできるは似て非なるから仕方ないことだ
今日の結果を報告してくる事をロボロに告げれば、ロボロはまだ練習をするらしくワタシたちは訓練棟で別れ、ワタシは総統室へ向けて歩き始めた
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サキア(プロフ) - じゅーちょーさん» 了解しました、承諾します。等の意味で使ってます (2018年6月4日 0時) (
レス) id: 4b79983a16 (このIDを非表示/違反報告)
じゅーちょー - すみません。41の「Si」ってどういう意味なんですか？ (2018年6月3日 22時) (レス) id: 684c66f772 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルカ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/c9dc1e2182/
作成日時：2017年9月17日 2時
