【BL】俺の周りに普通な奴は居ないのか。

34話~嫉妬ですか?可愛いことしますね~ ページ43

俺は人生最大に機嫌が悪い...

それは、なぜか...白石が誰かと話しているから。

それも、敬語じゃなくてタメ口で話してる・・・女の人と。

なんだ、あの女、白石にくっついて・・・

俺の執事だぞ・・・

はぁ・・・何だ、これじゃあ女の人に嫉妬してるみたいじゃん・・・

いや、実際嫉妬してるのか・・・でも、付き合って1日で女と絡む白石も白石だろ。

「ははっ、本当ー?」

「本当だよぉー」

はぁ・・・イライラする

「じゃあ、明日?」

「うん!また、明日!」

明日も会うのかよ

「おい、さっきの誰?」

「あ、同級生ですね。騒がしかったですか?申し訳ありません」

同級生・・・俺と白石は何個離れてると思ってんだ

俺の知らない白石の過去が合って当然な訳で・・・

「別に、明日も会うのか?」

「ええ」

「じゃあ、家に入れるな。」

「なぜですか?」

イライラするなんて言えるか、気づけ。バーカ

「どうしてもだ。」

「訳を聞いてるんです」

「どうしてもだと言ってる。俺の執事だろ。」

「彼女がお嫌いですか?」

「嫌いだ」

「なぜ、彼女のことを嫌うんです?悪い人ではありませんよ」

止めろ。あの、女の話をすんな。

「女が嫌いなだけだ。」

ちゃんと話せばいいんだろうが、なんか勇気でないんだよな・・・

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