検索窓
今日:6 hit、昨日:23 hit、合計:534,078 hit

1話 ページ1

小鳥のさえずり...暖かな太陽...太陽に反射する輝いた雪...

そんなので俺は起きない。むしろ、爽やかな朝など経験したことが無い。

「A様...そろそろ起きて下さい。」

コイツが俺の執事。

自分で言うのもあれだが、俺はそこそこのお坊っちゃま。

いつも、コイツの呆れた声で起きる。

「もう、起きてる。」

「そう言いながら2度寝しようとしないで下さい。
 今回こそは車で送りませんよ。」

そのセリフ何度聞いたことか...

俺とたった10個上なだけで、身長も10cm高いだけで...
朝から上から目線で物を言われるのは気にくわない。


軽く執事の自己紹介をすると...白石快(28)183cm、顔は悪くない。
ダンディーな大人で憧れるような存在だ...

「早く着替えて下さい...それとも、18にもなって脱がせて欲しいのですか?」
...ドSじゃなければ。

「自分で着替える、飯はいらない。車準備しとけ。」

「かしこまりました。」

バタン

はぁ...俺は別にそっち系では無い。

健全な男子高校生...

ガチャッ

「Aー!おっはよー!」

うるさい奴が来た。
コイツは俺の兄貴

「朝から抱き付くな、ウザイ。」

「ひっどー、お兄ちゃん傷付くわー」

兄貴は翔(20)180cmの大学生で顔もそこそこ良くて、成績優秀、運動神経抜群...じゃ、ただのイケメン。

「あ!そうだ、【ピーッ】しよ!」
そう。変態なのだ。

なんで、朝っぱらから兄貴と【ピーッ】をしなくちゃならないんだ。

「バカじゃねぇの。」

軽く兄貴に腹パンをして、雑に扉を閉めて、執事のいる車に向かう。

学校とかめんどくせ...

2話→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (325 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
629人がお気に入り
設定タグ:BL , 男主 , オリジナル
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ぱぁ - コメントで執事が多い…私は先生と作者さんが好きです← (2020年8月16日 10時) (レス) id: 3f15dcefd5 (このIDを非表示/違反報告)
- お兄さんイケメンです!襲ってほすぃ(///ω///)♪頑張ってください! (2017年10月19日 17時) (レス) id: 18eef0c4f5 (このIDを非表示/違反報告)
すず - でもお話は大好きです、これからも頑張ってください! (2017年2月12日 12時) (レス) id: b7e53d3f23 (このIDを非表示/違反報告)
すず - 自分がマイペースなせいか展開についていけない…すみません。 (2017年2月12日 12時) (レス) id: b7e53d3f23 (このIDを非表示/違反報告)
流星隊P - 執事さんが大好きすぎる!!!!! (2017年2月11日 14時) (レス) id: bd4ac3bba0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:空音 | 作者ホームページ:     
作成日時:2017年1月10日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。