☆ ページ9
海人side
待ちきれなくて早めにAの家に着いた
海「Aー！おはよぉ！！！！早く行こ！」
ｶﾞﾁｬｯ！
A「ちょっと！何大声で叫んでんの！？近所迷惑でしょうが！」
呼んだ瞬間にすんごいスピードでドアを開けて怒られたw
おばあちゃんいるかな！
海「ごめんって〜だって今日が楽しみだったんだもん。おばあちゃんは？」
A「もぉ…今度から気おつけなよ？おばあちゃんは今買い物に出掛けちゃった」
おばあちゃん居ないのか〜残念！
海「そうなんだ！ってもう準備出来た？」
見た限りまだ部屋着のような…
A「今準備してたとこなの！なのに海人が大きい声出すから！」
海「だからごめんってば！待てるから！！」
A「中入って待ってて、もうすぐで準備出来るから」
海「お邪魔しまぁす」
ソファーに座ってリビングを見渡した
海「…不器用だなんて君に甘え過ぎた
あの日の僕を許さないでいいよ〜」
A「お待たせ！」
歌っているとAが入ってきた
ｯｯ！可愛すぎる…///
可愛すぎて思わず目を逸らしてしまった
A「やっぱり変だよね！こんな格好…w」
俺が目を逸らしてせいで変だと勘違いされて…もう正直に言うしか無いか。
海「いや、可愛すぎるよ…」
うわー絶てぇ俺真っ赤だわ…///
A「ありがと…///」
海「じゃあ行こっか！」
A「うん！どこ行く？」
海「えっとねー原宿いこ！」
やっぱり若者の聖地と言えば原宿でしょ！
A「ねぇ、本来の目的忘れてないよね？」
海「もちろん！手帳でしょ？だってAが選んでくれるんだもん忘れるわけないよー」
A「ならいいんだけど…まぁ気軽に行こっか」
海「行こっ！」
A「うん！」
当たり前のように手を繋ぐ俺たち
海「あ、赤信号だよ！気お付けて、！」
信号待ち中俺達の前を通り過ぎる車たち
A「ありがと」
照れた顔で微笑むA、いつもの倍可愛いから長く見れない…笑
あぁ！早く夏祭りになって欲しいなぁ！
まだこの時の俺は知らない、
楽しい日になるはずだったその日がこれから最悪な日になるなんて…
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作者名：スモモ | 作成日時：2019年8月15日 14時
