僕らの振付師 (ページ15)

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昔のままのあなた達ページ15

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ジンさんの足首を怪我させてしまってから

彼らはレコーディングなどが立て込んで

ダンス練習は中断していた。

その日から私は貪るように

彼らのライブ映像、テレビでのパフォーマンス

全て見直した。

『、、、ッ、、ッは、、、はぁ、』

全て見終わる頃には倒れるように横になった

それくらい

彼らのパフォーマンスはひとつひとつが

パワフルで一瞬でも気を抜いて見てはいけないような気がした。

そして気づいた

『私が選ばれなかった理由』

彼らの偉大さ

それを真正面から突きつけられた。

私になくて彼らにあるものが

たくさんあった。

それなのに、自分の小さなプライドで

彼らのパフォーマンスに支障をきたすような事をした

自分が尚更情けなく感じる。

(prrr...prrr..)

『、、はい、』

マネ「あ、ジンのやつもう大丈夫だと思うんで、

また明日からお願いします」

どんな顔で会えばいいんだろうか。

もう信頼を失ってしまっただろうか。

あの時自分も駆けつけてあげれたら

少しは何か変わっていたかもしれない。

今日は寝れなさそうだから

もう一度ジンさんの所を重視して

動画を見返すようにした。

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ソン「A！おはよう！

、、、？なんでそんなにソワソワしてんの、、？」

無意識だった。

彼らに会うと思うと

今までの態度と期間を元に戻すには

なかなかひどいことをしたと思うと

いてもたってもいられなかった。

『ソンドゥクさん！！

「なn 『お水買ってきます！！』

そう言って隣のダンス室に行った。

それからどれくらいたっただろう

今日練習するI NEED Uを4回ほど踊っていると

不意に聞こえてきた

彼らの笑い声。

彼らが隣にいる。

そう思うと体が勝手に動いて

気づけば

ジンさん

貴方の前にいた。