【ヒロアカ】Mi Salvador【合作】 (ページ8)

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●８話　意外なページ8

異世界召喚ってことなら色々とつじつまが合う。

ってかスルーしたけど研究って怖いな。人体実験？
え、こっわ。恐ろしいな。

『僕の疑いは晴れましたね？』

帰ろう。疲れたしお腹空いた。
変に疑われて心ポッキリいきそうなんだよ！
俺のメンタルなめんなよ！

「異世界召喚より詐欺師って方が現実味がある話だ」

この期に及んでそれはどういう。
いや、それは俺も思ったけどさ。
部下の言葉信じようぜ。あと俺の生徒手帳を信じろ。

『俺は帰りたいんですけど。』

「帰る場所なんてないだろ」

グサッと来た今の。酷い！そんなに子供をいじめて楽しいか！
そういう趣味なんだな！趣味悪いぞ！

『俺、は…』

「だったらうちで預かればいいんじゃないですか？」

思いがけない台詞が聞こえてきた。言ったのは相澤先生だ。

「そうだね！不敏な子供を見捨てるのは教育者としてもヒーローとしても間違いだからね！」

それに賛成する根津校長の一言。
思わず固まった。
そういえば相澤先生とオールマイト後ろに居たんだった。
全然忘れてた。めっちゃ空気だった。ごめん。

『信じてくれるんですか？』

「子供の嘘くらいわかるよ」

そう言って相澤先生は俺の頭を撫でた。