4話 ページ5
〜放課後〜
きんときside
(部活も終わり、きんときと
なかむはゆっくりと
帰りの準備をしていた
準備が終わり、更衣室を出た)
Na「疲れた〜」
kt「週明けだから
さすがに疲れたな」
(すると、彼女が先に出ており
昇降口を出た姿が見えた)
あ、やべ、追いつかねぇと...！
kt「なかむ、ごめんけど
今日用事あるから先帰るわ
皆にも伝えといて」
Na「あ、分かった！
じゃあ、また明日」
kt「おう、じゃあな！」
(きんときはなかむに
そう伝え、走って追いかけた)
追いつけ、俺
ー・−・−・−・−・−・−・−・−・
〜駅のホーム〜
Aside
『ふぁっ...』
(Aは眠そうに欠伸をした)
週明けだからキツかった〜...
今日は早めに寝よっかな
(すると、電車が到着し
Aは電車に乗った
電車は席が空いてるほど
空いている状態だった)
帰りは空いてるんだよねぇ〜
(すると、彼が乗ってきた)
き、きんとき!?
(彼は息切れをしており
髪はまだ少し濡れていた
電車が出発すると
彼は吊革に掴まりつつ
息を整えていた)
走ってきたのかな...？
なんか用事とかある感じ？
(すると、彼は近くに寄ってきた
Aは驚き、顔を少し染めた)
kt「A、だよね？」
『そう、だけど...？』
kt「なら良かった」
(彼はハンドタオルで
汗を拭いていた)
『走って来たっぽいけど、大丈夫？』
kt「あぁ、大丈夫
ちょっと走りすぎたけど(笑)」
『ふふっ、お疲れ様』
kt「ありがと」
(彼は微笑みながら言い
Aはつられる様に微笑んだ)
きんときの方から
話しかけてくれるとは思わなかった...
kt「話すのは初めて、だよね？」
『そう、だね』
kt「なんかずっと話す機会有ったけど
話してなかったよねw」
『まぁ、そうだね
きんときは人気だし
シャークんといつも一緒だったし
私人見知りだから
なかなか話せなくて...(笑)』
kt「そっか
なんで俺、人気なんだろうな...」
『そう、ねぇ...
でも、人気だと良いこと
多いんじゃない？』
kt「ん〜、半々、かな」
『なんで？』
kt「シャークん達と
色んなこと話せるけど
学校の何処にいても1人は
女子がいるんだよねぇ...」
『大変そう...』
kt「まぁ、そうだねw
でも、楽しく過ごせてるから
満足はしてるつもり」
『それなら、良かった』
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作者名：そらまる | 作成日時：2020年3月9日 20時
