人気な彼ら【学パロ】【実況者】 (ページ12)

今日:13 hit、昨日:2 hit、合計:27,467 hit

11話ページ12

～翌日～

～電車内～

Aside

(Aは座席の隣に立ち
手すりに寄っかかっていた
すると、電車が停車し
彼が乗ってきた

Aが彼に手を振ると
彼は手を振り返しながら
こちらに来た)

kt「おはよ、A」
『おはよ、きんとき』
(電車は再出発した)

『昨日、ほんとにありがとね
おかげで怪我しなかったし』
kt「いいや、全然いいって
あれくらいは当たり前だよ」

(すると、視界が塞がった
さらに、彼の手が回て来た)
え、ちょ、この状況...
(Aは自分の状況に
恥ずかしくなり、頬を染めた)

kt「大体、あの男と
見てた人が悪いんだよ
あの男は、女子学生を
どっかに連れて行こうとしただろ？

周りで見てた人は
あの男がそんな事してるのに
誰一人助けようともしなかった
流石にそれは酷いよ

だから、Aは謝んなくて良いし
俺は当たり前の事しただけだよ」
(Aはその言葉を
黙って聞きながら
彼の服に顔を埋めた)
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・
きんときside

ほんとはするつもり無かったけど
彼奴に奪われたくないし
俺にもっと興味
持ってもらいたい

君はどう思ってる？

(すると、彼女が
少し染まった顔で
こちらを見て言った)
『...分かったよ、きんとき』
(きんときは彼女を
優しく離した)

kt「じゃあ、そろそろ彼奴が
乗ってくるから、またね」
『うん、またね』
(きんときは彼女に微笑み
定位置に行った)

さて、昼休みにきりやんと話すか
彼奴はどう思ってんのか...