検索窓
今日:1 hit、昨日:14 hit、合計:24,525 hit

6. ページ7

あの後普通にコネシマくんとご飯食べてゲームして寝て一日が終わった。
こういうのって普通なんかあるんじゃないの??ってレベルで何もなく終わった。


さて日は変わり次の日、けたたましく鳴り響く私のアラームを止めるべくしてスマホを手に取り、解除のボタンを押す。
コネシマくんは全然別室で寝てる。

時計を見れば6:30と、そこそこいい時間だったので部屋を出る。廊下に出ると、コネシマくんのいびきが聞こえてきた。

部屋を超えて聞こえてくるってどんだけ??


「おはよお母さん」
「あ、おはよう。コネシマくん起こしてきて、ご飯もう作っちゃうから」
「うぃー」

いびきの轟く魔の部屋に入り、コネシマくんの頬にビンタをかます。
起こし方が可愛くないとかは気にしないでほしい。こうでもしないと起きないのだ。


「あ…?なんじ…?」
「7時にもなってない。ご飯たべよ、おはよう」
「ん…はよ…」


先ほどのいびきや普段の声量が嘘かのように静かだ。
起き抜けの顔もイケメンか。へー(僻み)


顔を洗いに行ってもらい、2人でリビングに向かう。
普段は簡素な食パンだけの朝食が、オムレツだったりブロッコリーだったりと、ガッツリではないものの少し手間が加えられている。これはコネシマくんが来ているから。
週3で来てくれ。


そのまま各々ゆっくり準備したり少しだけゲームしたりして、余裕のある時間帯で玄関を出る。
イケメンと並ぶとさすがに居心地が悪いが、今更離れて歩けとも言えないので恥を忍んで登校している。

途中で親衛隊らしき女の子にキッと睨まれることが何度かあった。やっぱりこういうのは付きものなのか、と半ば諦めている。
いじめは今のところないが、猫くんとも仲良くなってしまった以上何があるかわからない。


「シーッマ!あ、Aちゃんもおるやん」
「おぉ大先生。おはよ」
「鬱くん朝から汚いね」
「え」


コネシマくんの幼馴染の鬱くん。コネシマくんが家を出てウチに来る時、時々ついてきていた。
雑巾のような匂いがする鬱くん。女物の香水と混じって最悪な匂いがすることもある。
嫌いなわけじゃないんだけど…なんだろ、洗濯してる?とは思ってるよ。ごめん。




ーーーーーーーーーーーーーー

ディスってるわけじゃないです

7.→←5.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (121 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
529人がお気に入り
設定タグ:wrwrd , shp
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

MAI(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!!続きも頑張ってください! (1月15日 20時) (レス) @page11 id: 9c768ff3d4 (このIDを非表示/違反報告)
れいあ(プロフ) - めちゃくちゃセンスあってすきです、続き待ってます (1月4日 22時) (レス) id: b8a744f8ce (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まむ。 | 作成日時:2024年1月3日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。