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12. ページ13

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一緒に登校中


「しょっぴくんってコネシマくんといつ会ったの?」

「一応中学校。サッカー部にクソしつこく誘われてん」

「なんかそれ聞いたかも

一年になァ!めっちゃサッカー部入れたいやつおんねん!!Aからもなんか言ったってくれや!!

って言われた」

「ちょっと似てて草」


声を張り上げただけなんだが。



「で?声はかけてくれんかったやん」

「知らない人から“コネシマくんが言ってるから”とか言われても入らないでしょ。あと単純にだるい」

「最後が本音やろそれ」



知らない人に声掛ける度胸なんて私はないんだよ。
一緒にするなクソ陽キャ、誰もがコミュ力高いわけじゃねぇんだよふざけんな(強火)



「大先生とも仲良いんやっけ。部長経由?」

「そーそー。コネシマくんが泊まりに来た時に連れてきたの」

「泊まり………俺も行きたい」

「待って」



男しか泊めない阿婆擦れみたいにならない?それ。
私女の子とお泊まり会して恋バナみたいなのしたいんだけど??

…泊める女の子も恋バナのネタもないけど。



「なんで部長は良くて俺はダメなん」

「私たち友達になってまだ3日目だよね??」

「親友やろ」

「アッ…ウ、ウン」



…目力すご。

猫くんと他愛もない話をしていると、後ろから声が聞こえた。



「ショッピー!Aー!」


ここの人たちは知り合って数日の人間に声をかけれるの?すごい。私はむりだよ今すぐにでも走って逃げたい(ド陰キャ)


「は?まてチーノ、お前今」
「なんのことやろ」


…なんの話?
尻でも触られた?


「ね、A!」

「え?あ、ぅえ?ねー…?」


やばい何も聞いてなかった


「かわいいから許す」

「俺に感謝しろ」


あ、これがあれか。蚊帳の外助かるってやつ。



2人が仲良く話しているのを脇目に、灰色がかった雲が空を覆って、どんよりとした空気になっている。

…帰りまでに晴れるといいけど。



そういえば今日のお昼チーノと食べるんだったな、ということを思い出した。



「てことでA、俺におぶられろ」

「何がどうしてそうなった?」


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日に日に文才死んでてごめんなさい
見切り発車すぎてオチるのいつかわかんないです
しばらくお付き合いください…

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MAI(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!!続きも頑張ってください! (1月15日 20時) (レス) @page11 id: 9c768ff3d4 (このIDを非表示/違反報告)
れいあ(プロフ) - めちゃくちゃセンスあってすきです、続き待ってます (1月4日 22時) (レス) id: b8a744f8ce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まむ。 | 作成日時:2024年1月3日 21時

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