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一緒に登校中
「しょっぴくんってコネシマくんといつ会ったの?」
「一応中学校。サッカー部にクソしつこく誘われてん」
「なんかそれ聞いたかも
一年になァ!めっちゃサッカー部入れたいやつおんねん!!Aからもなんか言ったってくれや!!
って言われた」
「ちょっと似てて草」
声を張り上げただけなんだが。
「で?声はかけてくれんかったやん」
「知らない人から“コネシマくんが言ってるから”とか言われても入らないでしょ。あと単純にだるい」
「最後が本音やろそれ」
知らない人に声掛ける度胸なんて私はないんだよ。
一緒にするなクソ陽キャ、誰もがコミュ力高いわけじゃねぇんだよふざけんな(強火)
「大先生とも仲良いんやっけ。部長経由?」
「そーそー。コネシマくんが泊まりに来た時に連れてきたの」
「泊まり………俺も行きたい」
「待って」
男しか泊めない阿婆擦れみたいにならない?それ。
私女の子とお泊まり会して恋バナみたいなのしたいんだけど??
…泊める女の子も恋バナのネタもないけど。
「なんで部長は良くて俺はダメなん」
「私たち友達になってまだ3日目だよね??」
「親友やろ」
「アッ…ウ、ウン」
…目力すご。
猫くんと他愛もない話をしていると、後ろから声が聞こえた。
「ショッピー!Aー!」
ここの人たちは知り合って数日の人間に声をかけれるの?すごい。私はむりだよ今すぐにでも走って逃げたい(ド陰キャ)
「は?まてチーノ、お前今」
「なんのことやろ」
…なんの話?
尻でも触られた?
「ね、A!」
「え?あ、ぅえ?ねー…?」
やばい何も聞いてなかった
「かわいいから許す」
「俺に感謝しろ」
あ、これがあれか。蚊帳の外助かるってやつ。
2人が仲良く話しているのを脇目に、灰色がかった雲が空を覆って、どんよりとした空気になっている。
…帰りまでに晴れるといいけど。
そういえば今日のお昼チーノと食べるんだったな、ということを思い出した。
「てことでA、俺におぶられろ」
「何がどうしてそうなった?」
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日に日に文才死んでてごめんなさい
見切り発車すぎてオチるのいつかわかんないです
しばらくお付き合いください…
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MAI(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!!続きも頑張ってください! (1月15日 20時) (レス) @page11 id: 9c768ff3d4 (このIDを非表示/違反報告)
れいあ(プロフ) - めちゃくちゃセンスあってすきです、続き待ってます (1月4日 22時) (レス) id: b8a744f8ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まむ。 | 作成日時:2024年1月3日 21時