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act15-8 ページ10

小山「A、大丈夫?」

「う、うん・・・、慶は?」

小山「平気」




流石に疲労が溜まってきたかも・・・









手越「Aー!」



「タカ!祐也!」



二人がアセビを持って戻ってきた



途端、怪異達が落ち着きなくその場をぐるぐると回りだした




「アセビが苦手なのかな?」

加藤「ずいぶん露骨だな」

手越「この辺りに並べよう」


私達はアセビを並べて擬似的な結界を作った


馬達がこちらに向かってこない



小山「効果覿面」

増田「所詮馬だな」

「これで少しは時間を稼げ・・・」


加藤「!Aっ!」



「?」




突然シゲに押し倒された


刹那、何かが後ろを高速で通った


加藤「・・・っ・・・!」

小山「シゲ!足が・・・」

「!?」


シゲの足に赤い線が出来、血が流れていた


「シゲ!ごめん、私のせいで・・・」

加藤「足を潰されても能力を使う上で支障はない」

「そういうことじゃなくて・・・」


すると、シゲの足から徐々に傷が消えていった


ふと視界に、黄色い光を纏った手を掲げたタカが映った


シゲの怪我を『吸収』している



「タカ・・・」

加藤「・・・問題ねえっつってんだろ」

増田「お前みたいな奴はこういう傷をどんどん溜めこむからな、それで壊れちまったらこっちが迷惑なんだよ」

加藤「・・・・・」


ぶっきら棒だけど、タカはシゲのことを心配してる

長い間一緒にいる私には、タカの気持ちが分かるし、すぐにこうするだろうなって予想もついてた



増田「ああああ!いってぇ!全然問題なくねえじゃねえか!」

加藤「お前が貧弱なだけだろ」

増田「あ゛あ゛!?」

小山「ちょっ、今そんな場合じゃ・・・」



手越「おい!あいつ!」




攻撃が放たれた場所をずっと警戒していた祐也が声を上げた





そこにいたのは、気だるそうなやつれた男性だった

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よか、 - はい!!!((( (2017年9月6日 20時) (レス) id: 2c012ada71 (このIDを非表示/違反報告)
天照(プロフ) - よか、さん» いえいえ、こちらこそありがとうございます。チラシの裏にでも書いておけばいい作者の悪ふざけに付き合っていただき感謝です。これからも更新頑張ります! (2017年9月5日 6時) (レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
よか、 - 天照さん>感想とファミチキならいくらでも用意されてるんですよ?((((というか、わざわざ返信ありがとうございマッスル!!!(土下座)((((いくらでも小ボケなら付き合いますよ...(((小声 (2017年9月4日 21時) (レス) id: 2c012ada71 (このIDを非表示/違反報告)
天照(プロフ) - よか、さん» ちょ、直接脳にありがたい感想がっ・・・!・・・はい、すみません、そして私の小ボケに付き合って下さりありがとうございます。本当に嬉しい限りです!感想(とファミチキ)ありがとうございます! (2017年9月3日 18時) (レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
よか、 - ずっと前から見させて貰ってます((((本当に面白いです!!!!これからも更新頑張って下さい!!!!!((((あ、あとファミチキを一つ... っ(ファミチキ) (2017年9月3日 18時) (レス) id: 2c012ada71 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天照 | 作成日時:2017年8月10日 20時

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