幻想戦歌6

act16-1 ページ21

私はバイトの先輩に呼ばれ、休憩室に来ていた




先輩1「今度店長の誕生日じゃん？何かプレゼント考えよう！」

先輩2「いいね！それ」

同期「何がいいかなー」

「そういえば店長が好きなものって分からないなあ・・・」



ちなみに職場のバイトは全員女性で、先輩が二人、同期が一人、後輩が一人、そして私の計5人

皆仲良しです


店長は女の人で、私達のお姉さんって感じ

凄く優しくて面倒見がよくて、とても頼りになる方です





先輩1「あんた裁縫得意だから服作ったら？」

先輩2「ええー、上手く出来るかな？」

後輩「私は・・・お花をあげようと思います」

同僚「いいねー！Aはどうする？」

「そうだなー、やっぱりベタだけどケーキかな」

先輩1「Aも手作りがいいんじゃない？ケーキ」

同僚「そうだね、A料理上手いから」

「家で作るご飯レベルだよ！それにケーキなんて作ったことないし」

先輩2「でも店長もAの思いが籠ったケーキもらったら嬉しいと思うよ」


思いの籠ったケーキ、か・・・


「・・・頑張ってみます！」

同僚「その意気だよ！A」

先輩1「じゃあ私はー・・・」





それぞれがプレゼントを考えて、休憩時間が終わりました







ケーキを贈ることになったはいいんだけど、作ったことないからなあー



とはいえ手作りのケーキを贈りたい




どうしたものか・・・

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