Last act-3 2 ページ29
手越「・・・Aちゃん、ありがとう」
「私は何もしていません、これを書いた方が・・・」
手越「確かに俺の仲間を救ってくれたのはかつての里の人達だけど、俺を救ってくれたのは、紛れもなくAちゃんだよ」
私の目をしっかり見つめ、手越さんは言った
手越「俺の正体を知った時も、前世を思い出した時も、Aちゃんは俺を受け入れて、寄り添ってくれた、だから俺は前を向くことが出来たんだ」
彼の気持ちが、本当に嬉しい
私も手越さんにたくさん元気をもらったし、手越さんはいつだって私を信じ、手を引いてくれた
「私も、手越さんのおかげでいつも明るくいられました、本当に・・・ありがとうございます」
手越「俺の方こそありがとう、少しの間会えなくても、必ずAちゃんを見つけ出すから！」
力強く、凛とした瞳
いつだって手越さんは、自分の言葉に、気持ちに、嘘偽りはない
だから必ず、未来で私を見つけてくれる
「信じてます、手越さん」
手越「応！」
彼の真っ直ぐな気持ちを、私はいつまでも信じている
記憶を失っても、きっと、ずっと・・・
他の皆さんが呼びに来たため、本を古書店に返し、私達は里の散策を再会した
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ゆうみ(プロフ) - 完結おめでとうございます！毎日お話を楽しみにしていました！4人と主人公との絆は記憶はなくても心が繋がっていて心温まりました。天照さんの作品は全部読ませていただいてどれも大好きなので活動休止はとても悲しいです。また作品が降りてきたらお待ちしてます。 (2019年12月16日 8時) (
レス) id: bea5fb83fd (このIDを非表示/違反報告)
MHPEN4(プロフ) - 完結、おめでとうございます！ いつでもいいので、記憶を思い出して欲しいです！ (2019年12月15日 0時) (レス) id: 16550de76d (このIDを非表示/違反報告)
天照(プロフ) - ゆうみさん» 感想ありがとうございます！凄く嬉しいです！完結まで後わずかです。毎回（図らずも）淡い恋心を抱いている加藤さんですが、思い返せば実らせてあげることが出来ず何だか申し訳ないです・・・。最後までどうかお付き合いください。 (2019年12月9日 19時) (レス) id: 2734c54e1d (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみ(プロフ) - ついに最終章になり、そろそろ物語が終わってしまうのかと思うと寂しい気持ちもありますが、個人的にはいつも切ない恋に終わってしまう加藤さんの想いが今回のお話では想いが伝わった事が嬉しいです。最後まで楽しみにしてます！ (2019年12月9日 8時) (レス) id: bea5fb83fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天照 | 作成日時：2019年11月23日 8時
