act24-15 2 ページ12
禍津「小癪な・・・！」
禍津さんは周囲を見回し、辺りにいた妖魔を4人に向かわせた
そんな妖魔の行く先を、私が作り出した結界が阻む
「皆さんの邪魔はさせません！妖魔は私が足止めします！」
私の言葉に、4人の表情が明るくなる
対照的に、禍津さんは苦渋の表情を浮かべていた
加藤「手越！！」
加藤さんは手越さんに、ある物を投げ渡した
手越さんがキャッチしたそれは、木で出来た、鋭い短剣である
加藤「それを奴の体に！」
手越「オッケー！！」
手越さんは瞬く間に、禍津さんに接近した
手越「はあああ―――！！！」
走る勢いのまま、木の短剣を禍津さんの胴体に突き刺す
禍津「ぐ・・・おおお！！」
手越さんは瞬時に禍津さんから飛び退いた
かなりのダメージを与えたはず
だけど、まだ禍津さんに力が残っているのが分かる
手越「浅いか・・・」
増田「けどかなり効いてる！このまま行くぞ！」
増田さんは金砕棒を手に持ち、禍津さんに向かって駆けた
禍津「うおおおー！！！」
禍津さんは口を開き、妖魔の力が宿った強風を放ってきた
それを受け、増田さんの足が止まる
増田「っ！」
小山「まっすー！」
小山さんが増田さんの背中に、風を当てる
増田「サンキュー・・・！」
風に背中を押されながら、増田さんはゆっくりと禍津さんに近づいていく
禍津さんが放つ風を突き抜け、増田さんは金砕棒を振るった
増田「雄々ォォオオオ―――！！！」
増田さんの一撃が木の短剣に当たり、禍津さんの体にそれを深く押し込む
木の短剣が、禍津さんの体を貫通した
4人の総攻撃を受け、禍津さんは悲鳴を上げながらその場に倒れた
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ゆうみ(プロフ) - 完結おめでとうございます！毎日お話を楽しみにしていました！4人と主人公との絆は記憶はなくても心が繋がっていて心温まりました。天照さんの作品は全部読ませていただいてどれも大好きなので活動休止はとても悲しいです。また作品が降りてきたらお待ちしてます。 (2019年12月16日 8時) (
レス) id: bea5fb83fd (このIDを非表示/違反報告)
MHPEN4(プロフ) - 完結、おめでとうございます！ いつでもいいので、記憶を思い出して欲しいです！ (2019年12月15日 0時) (レス) id: 16550de76d (このIDを非表示/違反報告)
天照(プロフ) - ゆうみさん» 感想ありがとうございます！凄く嬉しいです！完結まで後わずかです。毎回（図らずも）淡い恋心を抱いている加藤さんですが、思い返せば実らせてあげることが出来ず何だか申し訳ないです・・・。最後までどうかお付き合いください。 (2019年12月9日 19時) (レス) id: 2734c54e1d (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみ(プロフ) - ついに最終章になり、そろそろ物語が終わってしまうのかと思うと寂しい気持ちもありますが、個人的にはいつも切ない恋に終わってしまう加藤さんの想いが今回のお話では想いが伝わった事が嬉しいです。最後まで楽しみにしてます！ (2019年12月9日 8時) (レス) id: bea5fb83fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天照 | 作成日時：2019年11月23日 8時
