act13-5 ページ20
私の額に自分の額を当てていた小山さんが、ゆっくりと顔を離す
どうしてだろう、本当に魔法のように、不安な気持ちが和らぐ
「小山さん、実は私・・・」
小山「・・・何?」
「私は・・・、西行神社の・・・、お父様とお母様の本当の子供ではありません」
小山「え・・・!?」
「私自身、先程お母様から聞いて知りました、ここに来る前のことは・・・何も覚えていません」
小山「そうだったんだ・・・、そりゃあ辛いよね・・・」
小山さんは私の背中をそって撫でてくれた
「きっと・・・、本当の両親に捨てられたんだと思います」
小山「・・・そっか・・・」
そのことは悲しいと思っていたけど、今は別の心配事が心を支配している
「ごめんなさい・・・」
小山「謝ることなんかないよ、一番辛いのはAちゃんなんだから」
「そうではなくて・・・、皆さんは西行神社の巫女を支えるために来たのに、私は・・・本当の家系の者ではないから・・・」
小山「・・・・・?」
「私はただ退魔の力が強いというだけで巫女の役目を与えられたのであって、本当の巫女には相応しく・・・」
小山「ストップ!あのさ、何か勘違いしてない?」
小山さんが慌てて私の話を止めたため、私は無言で小山さんを見つめた
小山「俺達は西行神社の巫女じゃなくて、Aちゃんを守るために来たんだよ」
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天照(プロフ) - さやかさん» 感想ありがとうございます!凄く嬉しいです!お掃除の手を止めてしまい申し訳ありません。ですがとても光栄です。こんなカオス極まりない小説ですが、これからも更新を楽しみに待っていただけると作者が泣いて喜びます。これからも応援よろしくお願いします。 (2019年8月16日 19時) (レス) id: 2734c54e1d (このIDを非表示/違反報告)
さやか(プロフ) - はじめまして。お話に引き込まれてお盆の掃除がはかどりません!学生時代に好きだった小説を思い出しました。更新楽しみにしています。 (2019年8月16日 13時) (レス) id: f831f78169 (このIDを非表示/違反報告)
天照(プロフ) - ぱなさん» 感想ありがとうございます!凄く嬉しいです!さ、最高ですと!?身に余る光栄でございます。凄いと言っていただいて感謝感激です。これからもどうぞ本作をお楽しみください。 (2019年8月15日 18時) (レス) id: 2734c54e1d (このIDを非表示/違反報告)
ぱな - お話が最高すぎて私の語彙力奪われて凄いしか出てきませんw (2019年8月14日 23時) (レス) id: b7efa85c18 (このIDを非表示/違反報告)
天照(プロフ) - みかんタルトさん» いつもありがとうございます!手越さんに続いて増田さんも前世の記憶を取り戻しました。加藤さん、そして主人公の過去も近々判明するかと・・・。お気遣いありがとうございます。みかんタルト様も体調を崩さないようお気を付け下さい。 (2019年8月9日 18時) (レス) id: 2734c54e1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天照 | 作成日時:2019年8月6日 18時