act24-11 2 ページ8
3人はハッとしたように私に視線を向けた
シゲアキも遅れて私の方を向く
手越「・・・そっか、Aは・・・人間界に帰らないといけないんだよな・・・」
加藤「・・・自分勝手だよな、それが嫌で・・・あんなことを・・・」
増田「Aが一緒にいるのが当たり前みたいになってたけど・・・、それも、この戦いが終わるまでなんだな・・・」
「ううん、違うよ」
ようやく、私は口を開いた
「戦いが終わっても、私はすぐには帰らないよ」
小山「A、でも・・・」
「私だって、皆と会えなくなるのは寂しいから・・・、だから、また皆と会える方法を探してみるよ、それが無理なら、皆が満足するまで一緒にいるよ」
手越「A・・・」
「私ね、天界に来て、皆に会えて、本当に良かった、皆がいたから、私はここまでこれたんだよ」
手越「俺達だって同じだ、Aがいなかったら、ここまで戦ってこれなかった」
「ありがとう・・・、もうしばらくは・・・皆と一緒だよ」
増田「出来れば・・・ずっと一緒にいたいけどな」
「え？」
増田「な、何でもない、・・・てか、それならそうと言ってくれればよかったのに」
加藤「ごめん・・・、こんなの・・・俺のわがままだから・・・」
小山「わがままなんかじゃないよ、それはシゲの・・・、ううん、俺達皆の願いだよ・・・」
手越「という訳だから、A、戦いが終わってもよろしくな！」
「うん！よろしくね！」
皆の表情に、笑顔が戻る
改めてNEWSの信頼、絆の強さを感じて、私まで嬉しくなった
キセキ「心配事は解決したようですね」
加藤「迷惑かけてごめんな」
キセキ「いいえ、シゲアキさんの気持ちは分かります、皆さんにとってAさんは、それほどかけがえのない存在なのですから」
キセキさんにそう言われ、少し照れた
キセキさんは優しく微笑み、こちらを見ている
・・・ふと、心の奥底が熱くなったように感じた
キセキ「ですが、地界への道は塞がってしまいました、また方法を探しましょう」
加藤「・・・悪い・・・」
手越「大丈夫だって、きっと何とかなるから」
皆を眺めながら、私はサダメさんの伝言を思い出していた
本当に・・・私に出来るのかな・・・？
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天照(プロフ) - masugayaさん» 感想ありがとうございます！凄く嬉しいです！楽しんでいただけて光栄な限りです。最後まで全力疾走しますので、応援よろしくお願いします。 (2018年9月28日 23時) (
レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
masugaya(プロフ) - いつもハラハラしながら見てます！いよいよ終盤ですが、更新頑張ってください！ (2018年9月27日 23時) (レス) id: 35db361755 (このIDを非表示/違反報告)
天照(プロフ) - カナンさん» いつもありがとうございます！凄く嬉しいです！お、お気に入りだとは・・・、身に余る光栄です。かなり長く続いてますが、物語も終盤です。最後まで応援よろしくお願いします。 (2018年9月17日 18時) (レス) id: e770dcdb6d (このIDを非表示/違反報告)
カナン - 天照さん、続編おめでとうございます！私は、占ツクは、読む専なんですが、その中でも、かなりお気に入りの一作です！これからも頑張ってください！ (2018年9月16日 21時) (レス) id: 054a5fec07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天照 | 作成日時：2018年9月16日 18時
