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act25-12 2 ページ33

コントン「誰も・・・地界の姫は止められねえ!全部破壊されて、何も残らねえ!」

手越「止めるさ!絶対に!」


俺の放った風とコントンの放った闇がぶつかる


コントン「地界が壊れる前に、天界をぶっ潰す!そうすれば・・・戦いは終わる!」

手越「地界の人達が苦しんでいるって知ってるなら、どうして先代を止めない!?サダメだって・・・地界を救いたいって思ってるのに・・・」

コントン「守護四神が姫に口出し出来る訳ねえだろ!」

手越「・・・・・」


思えば、それが普通だ


だけどAもキセキも、俺達に戦いを強制することも、高圧的に接することもしない



本当に優しく、温かく俺達を支えてくれる




そう考えると、俺達は幸せなのかもな・・・



コントン「てめえらの様なお気楽な連中とは違う!俺は何としてでも・・・勝たなきゃいけねえんだよ!!」


コントンはまたも闇の塊を放ってきた


さっきよりも大きく、強い


風を放って抑えながらも、避けるために横に走る


押し返すことは出来なかったが、勢いが落ちたため何とか闇を回避出来た



しかし今度は、奴の目の前で闇が円形に渦巻き、そこから真っ黒い狼の様な闇の獣が現れた


風の刃を反発も放つが、闇の獣は器用にそれを避けて俺に近づいてくる


周囲に竜巻を発生させ、身を守る





背後から、風を切るような音が聞こえた


振り返ると、コントンが大剣を振り下ろし、竜巻を断ち斬っていた


一瞬焦ったが、すぐに突風を放ってコントンを遠ざける




手越「ッ!!」



背中に爆発のような衝撃を受けた


確認しなくても分かる


闇の獣が俺に激突したんだ



畜生・・・!油断した・・・!





距離を取り風で攻撃しても、コントンは闇や大剣でいとも簡単に打ち破ってしまう






手越「このままじゃ・・・駄目だ・・・!」




奴の攻撃は大剣だけでなく、闇の一発も強力だ



一方で俺の遠距離からの攻撃はほとんど防がれる




だったら、接近して近くから攻撃する




もう近づくことの危険を気にしている場合ではない


そもそも初めから傷つくことを承知の上で戦っているんだ




俺だって、負けられない!



どれだけ無茶でも、どれだけ危険でも、可能性があるなら・・・






・・・やるしかない!





意を決し、俺はコントンに駆け寄った

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天照(プロフ) - masugayaさん» 感想ありがとうございます!凄く嬉しいです!楽しんでいただけて光栄な限りです。最後まで全力疾走しますので、応援よろしくお願いします。 (2018年9月28日 23時) (レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
masugaya(プロフ) - いつもハラハラしながら見てます!いよいよ終盤ですが、更新頑張ってください! (2018年9月27日 23時) (レス) id: 35db361755 (このIDを非表示/違反報告)
天照(プロフ) - カナンさん» いつもありがとうございます!凄く嬉しいです!お、お気に入りだとは・・・、身に余る光栄です。かなり長く続いてますが、物語も終盤です。最後まで応援よろしくお願いします。 (2018年9月17日 18時) (レス) id: e770dcdb6d (このIDを非表示/違反報告)
カナン - 天照さん、続編おめでとうございます!私は、占ツクは、読む専なんですが、その中でも、かなりお気に入りの一作です!これからも頑張ってください! (2018年9月16日 21時) (レス) id: 054a5fec07 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天照 | 作成日時:2018年9月16日 18時

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